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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

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殺人プレイ『水殺』1

 人間という生き物は、くるぶしまで浸かる程度の水が張っていればあればそれで死ねるらしい。
 
 どこで聞いたのかも思い出せないそんな知識はさておいて、俺は殺人プレイ同好会が用意してくれたそれを、机の上に置いた。一抱えほどもあるガラスの塊だから重いったらない。ナノマシンで筋力を増強していなければ持ち上げるのも一苦労していただろう。
 ソファに寝転んでポテチを摘んでいた栄巳ちゃんが、興味を惹かれたのか、興味深そうな顔をして寄って来た。
「なんですか」、それ? 透明なガラスボールみたいに見えますけど……」
「うん。見えるそのまんまの代物だよ、これは。中は空洞になってるんだけどね」
 俺はそのガラス球の上部を軽く二度ほどノックする。すると、その上部がまるで熱に翳されて溶けたように螺子曲がり、びらびらとした形状になって、穴が開いて中の空間を外気に触れさせる。
 水晶球の上部だけを切り取ったようなその様子は、あえて例えるなら。
「金魚蜂みたいですね」
 栄巳ちゃんの言う通りのものだった。ただし普通の金魚とはもちろん違う。ナノマシン技術を取り入れた特注品だ。
「いま形状を変えたことからもわかるように、こいつはいくらでも形を変えることが出来る。だから……」
 長い鉄串を持ってきて、その金魚蜂の真横から突き入れる。金魚蜂はそれを何ごともなかったように通してしまった。
 まっすぐ貫き通したその針は、暫く動かさないでいると、まるで固定されたかのように動かなくなる。
「……うん、こんな感じかな。すごいでしょ」
「へぇ……でも、これ何に使うものなんですか? 魚でも飼うんですか?」
 そんな趣味があったのか、と言わんばかりの目で見つめてくる栄巳ちゃん。俺は思わず笑いそうになってしまった。
「いいや、そうじゃないよ。この中に何かを入れるっていう意味では正解だけどね。あと、水を入れるっていうのも正解」
 その俺の言葉を聞いて、栄巳ちゃんはすぐに何を入れるか理解したようだ。
 その目が期待に輝く。
 俺は意地悪することなく、すんなりと認めてあげることにした。
「この中に栄巳ちゃんを入れる。そして、水で満たして、静かに殺してあげる」
 いつも派手で騒がしい殺し方ばかりじゃ飽きてしまうから。

 今回は静かに、そして綺麗に殺してあげるつもりだった。

殺人プレイ『水殺』2

 以前、彼女を普通に絞殺した時、俺はわずかな引っかかりを感じたものだった。
 それは派手な殺し方を望んでいる俺の気持ちが反映された結果であったわけだが、俺は何も派手に殺せばそれでいいと考えているわけでもない。
 苦痛に歪み、激痛に喘ぎ、肉体がバラバラになって、取り返しのつかない状態になって行くのが好みなのだ。……つくづく、ナノマシン技術が発達した現代に生まれて良かったと思う。一昔前なら猟奇殺人犯まっしぐらの趣味嗜好だっただろう。
 さておき、俺は基本的にはそういう派手で激しい殺し方が好きだ。だが別に穏やかなやり方だって好まないわけじゃない。
 特に今回はそうすることに意味がある殺人プレイなのだから。
 俺は準備を整えつつ、殺人プレイ同好会の主催者である柊山さんと交わした会話を思い出していた。


「……と、いうわけでね。君達が入ってから会員数は順調に伸びてるんだよ」
 柊山さんの自宅の応接間で、俺は柊山さんとお茶を飲んでいた。
 ちなみに栄巳ちゃんは現在再生中だ。さすがに肩腕ずつミキサーにかけて、全部食べさせ、両足もミキサーにかけて流動系にして水と混ぜて腹が破裂するまでお腹の中に詰め込んだのを回復するには時間がかかるようだった。
 その回復を待つ間、俺は柊山さんから『殺人プレイ同好会』の現状を知らされていた。
「会員数が伸びている、っていうのは嬉しい話ですけど……ほんとに大丈夫なんですよね? 栄巳ちゃんを殺したい、なんていう人が出てきたら……」
 ナノマシンによる情報統制により、無理矢理人を殺すなんてことは出来なくなって久しいけど、しつこく提案され続けるのも面倒だ。
 そんな想いを込めて柊山さんを見ると、柊山さんはにこやかに笑って請け負ってくれた。
「そこは問題ないよ。うちの同好会に入るには厳しい審査基準を通らないといけないしね。それに、君達の場合、『ラブラブで羨ましい』とか『ごちそうさまでした』っていう系の感想が多いから大丈夫じゃないかな。年齢的に大丈夫かって指摘もあったけど」
「俺達二人ともまだ学生なんですけど……実際、大丈夫なんですか?」
「大丈夫じゃなかったら、さすがに君達の動画を会員に配信したりしないよ。出来ないしね」
 もっともな答えに、俺は納得するしかない。
 ナノマシンの統制はその手の違反にも当然のように発動する。いまの世界じゃ、詐欺とか騙しなんて言葉も結構死語だ。なくなりこそしていないけど、一般人が巻き込まれるケースは格段に減った。
 まあ、それを差し引いて考えても、柊山さんは信用できる人だと俺の直感は告げている。類は友を呼ぶともいうけど。
 歳こそ離れているけど、気の合う友人のように、俺と柊山さんは話を続けた。その途中で、俺はこの人と話しておくべきことがあったのを思い出す。
「そうそう……柊山さん。例の話ですけど……」
「おお、どうだって?」
 期待に輝く柊山さんに、俺は苦笑を浮かべつつ答える。
「大丈夫です。やってくれるって言ってました」
「そうか! それはぜひとも最高の設備を用意しないとね!」
 張りきる柊山さんに、やっぱり俺は苦笑を浮かべるしかないのだった。

殺人プレイ『水殺』3

 事の経緯を栄巳ちゃんに説明すると、栄巳ちゃんは首を傾げる。
「柊山さんの趣味に合わせたプレイをするのに、柊山さんは見に来ないんですか?」
「来てもらうつもりだったんだけどね。仕事が忙しくなっちゃって来れないって。でも大丈夫。落ち着く頃には見に来るって言ってたから」
「落ち着く頃? 今日の夜とかですか?」
 そんな風に尋ねてくる栄巳ちゃんに対し、俺は苦笑を禁じ得ない。
「違う違う。さすがにそんな短時間で済む話だったら夜まで待つよ。そうだね、週末には落ち着くって言ってたから……三日後かな」
 頭は悪くないはずだけど、連想が出来ていないのか、栄巳ちゃんは普通のテンションで「そうなんですか」と呟くだけだ。俺は思わず笑ってしまう。
「そうなんだよ。今回のプレイは最長記録を更新することになると思うよ」
「最長……? あっ」
 ようやく気付いたのか、栄巳ちゃんが目を見開く。
「そういう、ことですか? つまり、私は……三日間にわたって殺し続けられるってことですよね……?」
「実際はもっとかな。なにせ今回は単なる『水殺』だからね。体の激しい損傷がない分、殺し続けることが出来る。単に沈めるだけじゃつまらないから、色々と楽しめる工夫はするつもりだよ」
 さっそく殺されることを想像し始めたのか、栄巳ちゃんは感極まったように身体を震わせ、蕩けた視線を俺に向けてくる。
 そんな顔をれちゃ、こっちも我慢ならなくなっちゃうじゃないか。
 俺は愛しい彼女を抱きよせ、その唇を奪った。舌と舌とを絡める濃厚なキスを交わし、窒息寸前まで栄巳ちゃんを追い詰める。
 くったりと幸せそうに力を失う栄巳ちゃんの身体を持ち上げ、机の上に置いた分厚いガラス球の隣に下ろす。
「……さて、と。今みたいな窒息とは比べ物にならない窒息具合を、味わってもらおうかな」
 そういうと、ただでさえ蕩けた目をさらに蕩けさせて、栄巳ちゃんは喜びを示す。

 栄巳ちゃんが服を脱いでいく。
 机の上で脱いでいるせいで、まるでストリップショーか何かを見ている気分になった。相変わらず彼女の身体は綺麗だ。それを破壊したいという欲求が自分の中にあるのは自覚しているけど、綺麗な身体を観賞するのもそれはそれで楽しみだった。あとあと壊した時のカタルシスが高まるということもある。
 俺はカメラを固定して栄巳ちゃんの姿を映像に収めながら、上部が開いたガラス球に入るように指示を出す。
「ちょっと狭いかもしれないけど、栄巳ちゃんの身体に合わせて作ってるから、丁度いいくらいのはずだよ」
「はーい」
 栄巳ちゃんが足からガラス球の中に入る。体育座りで小さく纏まると、丁度彼女の頭の先くらいがガラス球の開いている口の高さになる。
「一端限界まで頭を下げて。口を閉じるから。何か言いたいことがあるなら今の内に聞くけど」
「じゃあ……逝ってきます!」
 おどけて敬礼までする栄巳ちゃん。確実に『行ってくる』の字が違うんだろうな、と思いつつ、俺はガラス球に触れた。

殺人プレイ『水殺』4

 俺がガラス球に触れると、そのガラス球は開いていた口を開いた時の同じように動かして閉じた。
 透明なガラス球の中に、全裸の栄巳ちゃんが閉じ込められている。クリスタルボールというものがあるけど、いまの彼女の状態はそれに近い。
 窮屈そうに身体を丸めながらも、俺に向けて笑顔を向けている。
「栄巳ちゃん、苦しくないか?」
 そう問いかけてみるけど、栄巳ちゃんは首を傾げる。口元が動くが、何の音も聞こえない。試しに耳をガラス球に付けてみたけど、それでもやっぱり何も聞こえなかった。
 相当分厚いガラスと同じような遮音性を持っているようだ。
(悲鳴を上げさせる系の責めやったらたのしんだろーけどなー。栄巳ちゃんはそういうのじゃないしなぁ)
 そう、こういうので楽しめるのは相手が本気で嫌がったり許しを請うたりする場合で……っと。
 俺は危険思想に行きそうになったのを寸前で食い止める。
(危ない危ない。さすがにそういうの考えてたらいつか警告くるよな)
 世の中には危険なことを考えてしまう人間というものがどうしても存在する。ナノマシンによる完全なる統制が行われている現代でもそれは変わらない。ゆえに、あまりにも危険思考に寄り過ぎた場合、専門機関からマークされてしまうのだ。もっとも、そこまで行くには何度もそういう行為をしようとするところまでいかないといけない。人を殴りたいとか殺したいとか、よっぽどの人間でない限り全く思わないことはあり得ないからだ。
 それはさておき、俺は一端ガラス球から離れ、水道の蛇口に向かう。そこから長いホースを伸ばして、栄巳ちゃんのところまで戻って来た。栄巳ちゃんはガラス球の内側に手を当てて、期待を込めたまなざしでこちらを見ている。
「さて、それじゃあ始めようか」
 俺はそのホースの先端をガラス球の頂点辺りに突き刺した。ガラス球はあっさりそれを呑み込み、栄巳ちゃんが興味深そうに内側に貫通したホースを摘んでいる。
 これで準備は完了だ。
 俺は水道の蛇口を捻り、ガラス球の中に水を注ぎ始める。栄巳ちゃんは噴き出して来た水を頭から被り、まるで水遊びをしている時のように笑っていた。
 けれど、そんな彼女の表情とは裏腹に、ガラス球の内部は静かに死が満ちて行く。栄巳ちゃんの腰あたりまで水が満ち、さらにお腹、胸を通り越し、肩口に至る。首を横に倒して辛うじて呼吸をしているようだが、それも時間の問題だ。ちなみにこのガラス球、押し出された空気がどこにいっているかというと、自動的に外へと輩出している。水は通さないため、安心して水責めが出来るというわけだ。
 やがてガラス球の全てが水に満ち、俺は水道の蛇口を止めにいった。それから、ホースを抜き取って。完全に水で満ちたガラス球の中にいる栄巳ちゃんを眺める。
 栄巳ちゃんは暫く目を瞑っていたが、やがて、その瞼が開かれた。水とガラスを通しているから見えにくいだろうが、確かに俺の顔を認識して笑顔を浮かべる。口の端から空気の泡が出て、それは彼女の頭の上の方に浮かんで行った。その空気の泡はガラス球の上部に一瞬だけ溜まったえkど、すぐにガラス球自信が排出してしまったので消えてしまった。つまり、完璧な状態を常に維持することが出来るというわけだ。髪の毛がふわりと持ちあがり、なんとも幻想的な空気を醸し出している。
 さて、このまま放置するわけだが、栄巳ちゃんに余裕のある今の内にしておきたいことがある。
 俺はガラス球に掌を当てた。それに対して、内側の栄巳ちゃんが同じように手を当ててくる。厚いガラス越しでも彼女の体温が伝わってくるみちだ……なんて、ちょっと感傷的過ぎるか。
 柄にもないことを考えてしまったと思いつつ、俺は触れたガラス球に向かってとある指示を出した。
 それは速やかに実行され、栄巳ちゃんの動きが完全に止まる。俺の掌からは栄巳ちゃんの熱ではなく、突き刺さるような冷気が伝わって来た。

 一瞬で氷結させあれた栄巳ちゃんは、実に綺麗に固まっていた。

殺人プレイ『水殺』5

 ガラス球には瞬間凍結機能が備わっていた。それを利用すれば、瞬く間に中に入っている人ごと水が固まり、本当のクリスタルボールへと変化していた。
 栄巳ちゃんは何が起こったのかもわからないまま、いまは身体を全く動かせない状態のまま、死を待っている状態だろう。氷は透明に近いとはいえ、中からその様子が見えているのかはわからない。生きたまま瞬間凍結されて、解凍された例なんてないからだ。あとで聞いてみるのもいいかもしれない。
 さておき、栄巳ちゃんの美しい姿を暫し堪能する。可能ならこのまま一生飾って置きたいくらいだ。永遠に美しい状態のまま保存されるなんて、ある意味では女性の夢かもしれないし。
 俺はそんなアホなことを考えつつ、栄巳ちゃんの姿を写真に収めまくった。この辺りも全て柊山さんへのプレゼントだ。
 ひとしきり写真を撮った俺は、満足してカメラを置いた。ビデオは変わらず回し続けておいたけど、今日のプレイはとりあえずここまでだ。
「それじゃあ、おやすみ。また明日」
 たぶんすでに窒息して死んで、意識はないだろうけど、俺は彼女の入ったガラス球に軽く口づけをして、寝床へと向かった。
 あとには、凍りついて欠片も動かない彼女だけが残される。

 それから三日後。
 俺の家にやってきた柊山さんは、超テンション高く絶賛していた。
「素晴らしい! 最高の水中花じゃないか! 滾るうううううう!!」
 写真を撮りまくる柊山さんはいつになくテンションが高い。これまでのプレイとは比べ物にならない。まあ、この水中花というのは柊山さんの趣味ど真ん中であるのだから、多少の上下はあると思っていたけどまさかここまでハイテンションになろうとは思っていなかった。
「いやぁ……いいねえ、このままお持ち帰りしたいくらいだよ」
「それはさすがに遠慮してくださいね」
 苦笑を浮かべてそう言わざるをえなかった。栄巳ちゃんをお持ち帰りされるわけにはいかない。
 意に沿わないことは出来ないとはいえ、万が一にもされたくはない。当然それは柊山さんもよくわかっていることなのか、にこやかな笑みで応じる。
「もちろんさ。それはさておき……もっと写真撮ってもいいかい?」
「はい、もちろん。あ、でもそれなら……」
 俺はガラス球に触れて、表面を撫でるように手を動かす。すると、大した力を入れていないのに栄巳ちゃんの身体がくるりと回った。簡単に体位が変えられる仕組みだ。逆M開脚になって水中に浮かぶ栄巳ちゃんは、美しさと卑猥さを両立されている。
 奇声をあげるレベルでテンションがあがりつつある柊山さんに苦笑しつつ、俺はさらに細工を施した。鉄串を刺し入れて、それを使って栄巳ちゃんの身体を調整していく。刺して固定するのもいいが、やはり今回は刺すのは止めて体位を整える程度の変化に留めておく。
「いいねえ! 最高だよ! 素晴らしすぎるよ!」
 柊山さんがくるくる回る勢いでテンション高く撮影を続ける。
 同好会の主催者である柊山さんに対する恩返しは出来たんじゃないかと思う。

 ちなみに余談だけど。
 計一週間の水死体験を終えた栄巳ちゃんは、その間に撮りためた無数の写真を前に悶絶した。恥ずかしい体勢とかも一杯取らせたし、無理もない。
 派手に殺されている時はそれどころじゃないから恥ずかしくもないそうだけど、この水死プレイに関しては身体が原形をとどめていることもあって、相当恥ずかしかったみたいだ。
 柊山さんにとっては気の毒だけど……暫く水死プレイは出来そうにない。

 俺にしてみれば、レアな彼女の表情を見れて嬉しかったり楽しかったりしたのだが。
 
 
 
 
~殺人プレイ 『水殺』 終わり~
 
 
 
 
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