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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『爆殺』1

 爆発の種類は、大きく分けて二つある。

 一つが火薬などの炸裂物そのものの威力、爆圧や熱風によって対象の破壊を目的としているもの。
 もう一つが金属片などを飛ばして破壊力を高めているものだ。
 前者はかつて旧時代の戦争で使われていた焼夷弾が代表的なものであり、後者は手榴弾に相当する。
 どちらがどう危険というよりは、単に破壊の方向性を定めているだけとも言えるが……重要なのはそんなことじゃない。
 現在栄巳ちゃんの足元の地面に仕掛けられているのは、前者だという事実だ。
 全裸でそこに立っている栄巳ちゃんは、恥ずかしそうに身体を隠しつつも、期待を込めたまなざしで自分の足元を見つめている。
「よーし……ハイスピード望遠カメラセットオッケー。いつでもいいよ!」
 殺人プレイ愛好会の柊山さんが俺に向けて合図を出す。
 俺はそれに対して頷き、栄巳ちゃんに対して手を振った。
「動いていいよー! そのまままっすぐ、俺の方に向かって歩いて来て!」
「はーい!」
 元気よく栄巳ちゃんが応え、その美しい身体を揺らしながら、俺に向かって歩いてくる。
 その一歩一歩に緊張と期待が見え、こちらまでドキドキしてくる。
 そして、栄巳ちゃんが数歩進んだ時。

 彼女の足元で爆発が起きた。

 一瞬の出来事だ。
 炸裂した爆弾は爆圧と熱風を上方に向かって噴き出し、それはその場に立っていた栄巳ちゃんの身体を直撃した。
 足が吹き飛ぶというレベルではなく、腰、胸、腕、首が瞬きの間に千切れて空高く舞い上がる。爆炎はその隅々までを燃やし、一瞬で彼女の身体を炭にする。
 いくらナノマシン技術が進歩した現代とはいえ、本当に復活出来るのか心配なレベルでバラバラになった栄巳ちゃんは、空高く舞い上がり、そして。
 そのまま俺のところまで降り注いだ。
 首だけがごろりと俺の前に落ちて来て、止まる。
 個人の判別も出来なくなったその首は、もう何も言わず、ただ肉と髪が焼けた嫌な臭いを放つばかりだった。

殺人プレイ『爆殺』2

 殺人プレイに嵌っている俺と栄巳ちゃんは、今回殺人プレイ愛好会の全面的な協力の元、爆殺プレイに興じていた。
 望遠ハイスピードカメラも愛好会に所属しているからこその機具だ。
 爆散した栄巳ちゃんの回復を待ちながら、俺と柊山さんは、その映像をじっくりと眺めていた。
 映像には、栄巳ちゃんの綺麗な身体が下からの爆圧によって千切れ、燃えて、吹き飛ぶ様がまざまざと映し出されている。
「うーん……いいねえ。最高だねえ。これはまた人気作になるよぉ……」
「色々と、複雑ではありますけどね」
 俺はそう苦笑しながら呟く。愛好会の限られた人達だけとはいえ、自分の彼女の姿が晒されるのは、嫌ではないが、なんとなく引っかかるものを感じるのだ。
 もちろん愛好会に所属していなかったらこれまでやって来たプレイが出来なかっただろうけど……。
 柊山さんは俺の気持ちを分かってくれて、朗らかな表情で肩を叩いてくれた。
「大丈夫。愛好会の会員は皆紳士だ。死にざまに興奮こそすれ、彼女の身体に興奮している人は一人もいないと思うから」
「……それはそれで、心配ですけどね」
 どんなコアなメンバーが集まっているのかと考えると、不安になる。
「……そういえば、愛好会のメンバーって、直接見に来たりはしないんですか?」
「ん? ああ、まあそうだね。それぞれ忙しい人達だし、基本的には来ないね」
「俺としてはありがたいですけど……いいんでしょうか?」
「んー、別に直接みなくても映像で十分ってことだと思うよ。愛好会はあくまで殺人プレイの愛好会だから、人のパートナーを自分の手でやりたいって人はいないしね」
「なるほど……」
 そう言われると納得かもしれない。
 皆、殺したがりというわけじゃないのだ。
 確かにそう言われれば俺も別に栄巳ちゃん以外の人を殺したいと思ったことはない。
 そんなことを頻繁に思っていたら、それこそ危険思考の持ち主だと関係機関に捕まってしまう。
 俺達にとっては都合のいい環境ではあるので、俺は出来る限り気にしないことにした。
「……そろそろ回復したかな?」
 爆発四散した栄巳ちゃんが復活しているかと思って振り返ってみても、栄巳ちゃんに被せたシートはまだ動いていなかった。
 さすがにバラバラな上に熱風で焼けてしまっては回復も遅くなるらしい。
 ナノマシンが動作停止したら大変なことになってしまうけど、その不安はなかった。たかが爆発程度で動作不良を起こすようなナノマシンであれば、そもそもここまで出来ていなかっただろうからだ。
 魔法のように、彼女の身体は修復されて行く。

殺人プレイ『爆殺』3

 ようやく彼女が回復した時には、数時間が経過していた。
「栄巳ちゃん、大丈夫?」
 俺が抱き起こしてあげると、彼女は裸の身体を恥ずかしそうに隠しつつ、頷いた。
「大丈夫です。特に問題はありません」
「……そうなのかな」
 いつもより回復が遅いのが気になっていた。いや、そもそもいつもは爆殺なんてしてないから、それと比べて遅いと言ってもあまり参考にはならないのだけど。
「まだやる? 体調が悪いんだったら、今日は……」
「体調が悪いって……死語ですよ、先輩。私は平気です。次はもっと早く再生出来ると思います」
 そう言われると、俺は何もいい返すことが出来ない。
 そもそも俺達の再生能力は、俺達自身の体調や気持ちで動作が左右されることはない。
 あくまでナノマシンの産物だから、そのナノマシンに異常が見られない限りはその再生能力も一定を保つ。
 念のため、ナノマシンの動力源となるエネルギーを沢山飲ませておいた。
「さて……大丈夫だと言う君のいうことを信用するとして……次は栄巳ちゃん希望のプレイだね」
「お願いします!」
「はいはい……」
 俺はエネルギーが大量に詰まった特殊健康食品を口にする。昔でいうところのエナジーチャージという奴だ。一本の紙パックジュースみたいな量だが、それには三度復活してもなおあまりあるエネルギーが込められている。
 念には念を入れてナイフで自分の肌に傷をつけて見た。それは切り付けた瞬間から治癒していき、ナノマシンがいつも以上に活性化していることを知らしめる。
「……よし、オーケー。それじゃあ、始めようか」
「はい! お願いします先輩!」
 笑顔で彼女は俺を促す。
 これから俺は、彼女と一緒に爆破で死ぬ予定だった。
 これは彼女の希望であり、シチュエーションも指定しているプレイである。
 体内に爆弾を詰め込まれた栄巳ちゃんを、俺が抱き締め、その状態で俺もろともに爆発するという筋書きだ。
 女の子のロマンという奴だろうか。彼女のそれはいささか特殊な気はするが、ヒロイン願望というものだろう。
 助かるのではなく一緒に死ぬ辺りが益々彼女らしいというかなんというか。
 俺は特殊な手榴弾を手に、プレイを始めることにした。

殺人プレイ『爆殺』4

 さて、彼女と一緒に自爆するとはいえ、単に爆弾を持って一緒に爆死するだけではつまらない。
 彼女も十分に楽しませつつ、自分も同様に楽しんでこそ、いい関係というのは気付けるのだ。その辺りのことを栄巳ちゃんはよくわかってくれているので、話が早い。
「縛るよ?」
「はい」
 用意した荒縄を手にそういうと、栄巳ちゃんはあっさりと頷いてくれた。
 俺はさっそくその縄を解き、彼女の身体を縛り始める。
 胴体部分を亀甲型にきつく縛り上げ、両腕も後ろに回して重ねて縛る。
 股間に縄を通す前に、用意しておいた特殊な手榴弾を栄巳ちゃんの秘部に突っ込んだ。
「いぎっ!」
 こぶし大のものをいきなり突っ込まれれば慣れているものでも激痛が走る。栄巳ちゃんでもそれは同じだ。
 俺はそれを奥まで押し込み、その上から股縄をかけた。
 さらに、十分なくらいに筋力を向上させつつ、栄巳ちゃんの身体を縛り上げていく。
「……っ、……ふっ……く……」
 息を吸い込んでも胸を膨らませることが出来ないため、栄巳ちゃんはかなり苦しそうに呼吸をしている。
 その身体は縄が必要以上に食い込み、いびつに身体を歪めていた。
 恐らく栄巳ちゃんは現在慢性的な苦しみにその身を苛まれているはずだ。
「……よし、ちょっとしゃがんで」
 地面に足を突いた栄巳ちゃんを、うつぶせに寝かせる。縄にくびりだされた胸が地面に擦れ、栄巳ちゃんは少し声をあげた。
 俺は栄巳ちゃんの両足を逆エビ反りの方向に曲げて、そして、限界以上に捻り上げた。
 関節がバキンと外れる。
「ひぎっ、あがっ!」
 もう片方も同じようにして捻りあげて関節を外し、普通なら取れないような体勢を取らせる。
 その状態で、足にも縄をかけた。結果として栄巳ちゃんは非常にコンパクトに折り畳まれてしまう。
「……よし、こんなもんか」
「はっ、はぁっ、はぁぅ……ぅ……せ、先輩……」
「辛い?」
 頷く栄巳ちゃん。殺人プレイに慣れている彼女とはいえ、こういった慢性的な痛みに強いというわけではないのだ。
 俺は早めに全ての準備を済ませることにした。
 今回のプレイのため、特別に用意した物を取り出す。

殺人プレイ『爆殺』5

 俺は特別に用意したものを、仰向けに体勢を直させた栄巳ちゃんに見せる。
「栄巳ちゃん、これ何かわかる?」
 それはチューブの先端に、それを貫き通すためのものを装着したもので、いわゆる一種の挿入具だった。
 栄巳ちゃんにはそれが何かはわからないようで、答えはなかった。俺は栄巳ちゃんの口を開かせて、そのチューブを喉の奥へと通して行く。喉の先まで行ったと判断出来た辺りで、何も考えずにそれを押し込んだ。
「むぐぅっ……」
 チューブの先端は彼女の食堂だか気道だかを面脱いて、彼女の身体の内側へと潜り込んだ。
 それはそれで色々と痛いだろうし苦しいだろうが、それが今回の目的ではない。
 俺はチューブの逆側の端に繋がっているものを操作する。栄巳ちゃんが何気なく俺の手の先を見て、そして目を見開いた。
「んぐっ、あっっ」
 シューッ、という風船から空気の抜けるような音がする。
 ただし、栄巳ちゃんにとってそれは抜ける音ではなく、入って来る音だった。
 俺は、彼女の体内に大量のガスを注ぎ込んでいた。お尻の穴から入れるということも考えたのだが、それだと膨らむのは腹部だけだ。全身にガスを充満させたかった。
 もちろん彼女の身体にも肋骨はあるから、胴体全部が風船のように膨らむとはいかず、結局膨らむのはお腹だけだけど……些細なこととはいえ、その少しの違いで彼女がどれほど爆発出来るかは変わって来る。
 チューブを伝ってガスは勢いよく彼女の身体の中を満たして行く。
 俺はある程度彼女の身体が膨らんで来たところを見計らって、彼女の鼻と口をガムテープで塞いだ。
 彼女は口からガスを吐きだすことが出来なくなり、さらに膨らんで行く。ナノマシンが無ければとっくに死んでいるだろうが、彼女は生きていた。
 内側からの圧力にとって縄がさらに食い込み、それをさらにおしのける勢いで身体が膨らんで行く。
 彼女の身体は、風船爆弾のように、膨らんでいた。
 俺はガスボンベを操作してガスの注入を止める。チューブを抜き取って、丸々とした栄巳ちゃんを抱き上げた。
 栄巳ちゃんの手に、スイッチを握らせる。
「いつでもいいよ。抱き締めていてあげるから」
 朦朧としている栄巳ちゃんに向けてそう言って、俺は力の限り栄巳ちゃんを抱きしめた。腕の中から、栄巳ちゃんの全身の骨が砕ける感触がする。
 栄巳ちゃんは恍惚とした表情で笑い、そしてスイッチを押した。
 瞬間、腕の中にいた栄巳ちゃんが一瞬で粉々に吹き飛び、そしてその爆風は俺をも吹き飛ばした。
 自分の身体がバラバラになる感覚を、俺は冷静に受け取っていた。痛覚を遮断しているからだ。これのおかげでショック死という概念がなくなったのだから、凄い話である。
 眼球も一瞬で熱されてすぐにその役目を果たすことが出来なくなる。
 真っ暗な世界で、俺はいつも栄巳ちゃんが体験している死への感覚を覚えていた。
(栄巳ちゃんは、すごいなぁ……)
 自分も一緒に死ぬのも、新鮮でいいかもしれない。

 そんな風に考えながら、俺の意識は闇に消えた。
 
 
~殺人プレイ 『爆殺』 終わり~
 
 
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