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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

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お嬢様は『揚げられる』のがお好き1

 お嬢様は食べられるのがお好きだ。
 それはこの屋敷に勤める誰もが認識している事実である。

 食人文化というものは、かつては野蛮で凶悪なものだと認識されていた。だが、現在では、合法的な人間コピー技術が確立されたこともあり、食人文化はごく普通にあるものになっている。
 コピーの体はその元となった人間の肉質に完全に左右されるとはいえ、体内に余計な異物のない、完璧にまっさらな存在として生まれてくる。
 ゆえに、何の下準備もなく、調理することが出来るわけだ。この辺りはむしろ普通の家畜よりも優れた部分と言える。
 元々優れたコピー体の中でも、お嬢様の体はとても綺麗で、かつ食べられるために肉質から何から全て整えられた状態を元の体から保っている。そのため、俺がこれまで調理してきたどんなコピー体よりも素晴らしい食材として調理が出来た。
 ゆえに、自然と調理に熱が入ってしまうというものだ。
 現在、俺はお嬢様の体をアジの開きのように開いているところだった。
 内蔵や血管をなるべく傷つけないようにしつつ、肋骨を一本一本丁寧にへし折りながら身体を広げていく。
 両手両足は最初に切断してしまっているから、お嬢様は胴体だけの身体で、まさに『開いて』いた。
 極力内蔵や血管を傷つけなかったため、お嬢様のコピーは中々死ねずにいる。そういう注文だったから、あえてなるべく長い間死なないようにしているのだ。
 平べったく広がったところで、その身体に卵を溶いたものをかけ、パン粉をまぶして行く。
 そして、内臓が崩れないようにその身体が乗った台を丸ごと傾けて、煮立った油の窯の中に放り込んだ。
 ジュワッ、と揚げられるいい音が響く。
 人間の姿揚げ。この家のように大きな釜や大量の油を使わせてくれるような場所でなければ出来ない調理法だった。
 頭だけ釜の外に出ているため、お嬢様のコピーはまだ生きていた。身体全体が揚げられているのだから遅かれ早かれ死ぬだろうが、もう少しは楽しめるはずだ。
 暫くして、程良く揚がったお嬢様を網の上に載せて油から引き上げる。
 とっくに事切れていたが、その表情は満足げなものだった。
「さて、熱いうちに運ばないと」
 お嬢様もお腹を空かせて待っているはずだ。
 コピーとは言え、お嬢様は自分で自分を食うことを好む。
 一昔前であれば異常というレベルで倒錯的だろう。いまでもオーソドックスな趣向ではないが、あってもおかしくない嗜好ではある。
 俺はお嬢様の姿揚げをキャスターのついた台に乗せ、お嬢様の待つ部屋に持って行った。

お嬢様は『揚げられる』のがお好き2

 パキッ、パキッ、っと小気味のいい骨の折れる音と共に、激痛が胸に広がります。
 悲鳴を上げたいくらいの痛みでしたが、横隔膜がすでに機能していないため、ろくに声を出すことも出来ませんでした。そもそも呼吸が出来ない時点で、『わたし』は死ぬまであと何分もないでしょう。
 その間に揚げられるところまで意識を保っていられればいいのですが……中々それは厳しい気がしてきました。
 わたしはそんな自分を遠くに感じつつ、しかしはっきりとした感覚を受け取ります。アジの開きのように自分の全てが開かれて行く感覚に陶酔していました。
「お嬢様」
 そんなわたしの耳に、誰かの呼ぶ声が聞こえてきました。当然、調理中に上切さんが食材足る『わたし』に呼びかけることはありません。
 その呼びかけがわたしに対してもものだと悟ったわたしは、一度リンクを切り、目を開きました。
 わたしの部屋が視界に映ります。わたしは椅子に座った体勢である自分の身体への神経を行き渡らせます。別にこうする必要はないのですが、感覚リンクで調理される時の感覚を体感していると、どっちが本当の身体かわからなくなってしまうので、感覚の混乱を避けるためには必要なことでした。
 ひとまず現実に戻って来たわたしは、扉の外に向けて応えを返します。
「なんでしょう?」
「お湯浴みの準備が整いました」
 そういえばその準備を頼んでいたのでした。準備が整うまで新しく出来た感覚を体験して置こうかと思ったら、思ったより早く準備が整ってしまったようです。
 読書をすることや音楽を聴くのと同じ感覚で体感できるようになったのは、技術の進歩としか言えません。かつての技術では全身を特殊なカプセルに入れなければならなかったようですが、いまではディスクから伸びる神経接続プラグ、別名生体コネクタを首筋に接続するだけで体験できるようになっています。
「すぐに行きます」
 わたしは首筋からプラグを引き抜きます。人体に融合して神経に直接繋がるこれは、非常に体感的な感覚を再現することが出来る機械です。
 引き抜いてしまえば全く痕は残らず、身体を傷つけることがありません。
 この時代に生まれて、本当に良かったと思います。
 わたしはプラグを机の上に置いて立ち上がり、部屋の外に向けて歩いて行きます。
 部屋の外で待機していた使用人が何も言わなくても扉を開けてくださいました。
「ありがとうございます」
 わたしは扉を潜り、湯浴みをするべく、浴室へと向かいます。
 本当は感覚体験を途中で中断されてしまい、少しだけ残念な気持ちもあったのですが、またあとで体験すればいいだけのことです。
 わたしはそれを楽しみにしつつ、浴室へと向かう足を少しだけ速めました。

お嬢様は『揚げられる』のがお好き3

 広い浴室には、私一人しかいません。
 私は身に纏っていた全ての衣服を脱ぎ捨て、まるで食材になるべくして生まれたコピー体になった気持ちで広い浴室を歩きました。
 もちろん、別にこれから調理が始まるわけではありませんが、質のいいコピー体を産み出すためには自分自身を磨くことは必須です。
 いわば、これは食材の下拵えだと思えば、湯浴みも興奮するべき対象になります。
 私は自然物のみで出来たシャンプーとボディソープを使い、まずは身体の汚れを除去して行きます。
 そして、顔にはコラーゲンたっぷりのクリームを塗り込み、肌を磨きます。食材となる場合、基本的に化粧などは出来ません。
 すっぴんの美しさがそのまま食材の美しさになるのですから、いくらまだ若いといっても気を使いすぎて使いすぎるということはありません。
 顔が終われば次は髪です。特殊なオイルを塗り込み、清潔感と艶を際立たせました。さらに丁寧に梳かしながらより念入りに整えます。
 そのままでもいい匂いがするほどに、綺麗に整えました。
 身体も食べても大丈夫なレベルで自然物しか使っていないクリームを塗り込みます。これによって若干の甘みがつくのです。
 無駄毛も一本残らず処理し、あそこの毛も綺麗に沿ってしまいます。年齢的にはもうとっくに生えそろってもおかしくないのですが、私はここが生えそろった状態を見たことがありません。
 身体の外側を徹底的に綺麗にしたあとは、内側からの調整に移ります。
 私が浴室を出ると、待ち構えていた使用人がタオルを使って私の身体を隅々まで拭いてくれます。
 私は裸のまま椅子に座って、使用人たちの手に任せます。
 使用人たちは櫛で梳かしながらタオルで丁寧に私の髪を乾かし、身体を拭き、爪を綺麗に鑢で整えて、ぴかぴかにしてくれます。
 全ての手入れが終われば、白いバスローブを一枚だけ羽織って、屋敷の中を移動します。
 私がやって来たのは、身体の内部から色々と調整してくれる機械のある部屋でした。
 白衣を着た職員がそこには待機しています。
「ご機嫌麗しゅう、お嬢様。それではさっそく調整に入りましょう」
「ありがとうございます。お願いしますね」
 私は職員の誘導に従い、分娩台のような椅子に座ります。
 両足は大きく開いた状態で固定され上半身も椅子の背もたれに固定されます。こうすることで何かの拍子に身体が下手に動かないように出来るのです。
「それでは、あとはリラックスしてお待ちください」
 職員の方が機器を操作して、内部からの調整を開始します。
 私の座っている椅子が微かに震動し、その椅子に秘められた様々な機能が動きだし始めました。

お嬢様は『揚げられる』のがお好き4

 座った椅子の、お尻があたっている部分から、管のようなものが競り出してきました。
 それは私の股間、それも、肛門に触れます。
「力を抜いてくださいね」
 そんな注意を受け、私は極力そこに力を入れないように努めます。それでもそれの先端が触れたときには、思わず力が入ってしまいました。
 けれど、もう何度もしてきたことです。私は力を抜き、それを体の奥へと受け入れる準備をします。
 それの先端からは微量な液体がにじみ出しており、私はそれをお尻の穴で感じていました。
 やがて、それがゆっくりと私の中に入ってきます。この本来出ていく方向から逆流してくる感覚は何度やっても慣れませんでした。括約筋を通りすぎ、完全に私の直腸に潜り込みました。
 やがて、体の中へと潜り込んだそれが、若干大きく先端を膨らませます。
 そうすることでこれから行われる行為の際に漏れないようにしているのです。微かに感じていた異物感はさらに強力なものとなり、私の頭の中で異様な感覚として広がっていきます。
「痛くはありませんか?」
 職員がそう問いかけてきます。私は素直に答えました。
「大丈夫、です」
 大股開きのみっともない格好を見られることは少し恥ずかしかったのですが、作業のためなのですから仕方ありません。
 職員の人がさらに操作すると、私の中に潜り込んだものの先端から何かが吹き出してきました。体の中に何かが注ぎ込まれていく感覚が徐々に強まり、お腹の中に溜まっていきます。
 これは元々、食材となった人の体内を洗浄するための機械でした。コピー技術が発達し、最初から体内が綺麗に保たれているコピー体に対しては洗浄するためがないため、過去の遺物となっていたものです。
 それはいまは少し改良され、私のように食材になりたい者が、自分自身の体を調整することで使われています。
「……ん」
 お尻の穴から腸を洗浄している内に、今度はもうひとつの細い管が前の穴に近づいてきます。それは一定の強さに調整された水流を吐き出し、その穴を隅々まで洗っていきます。
 ちなみに私は性経験はありますが処女です。一度コピー体で死ぬ前にセックスを体験したことがあるからです。本体の処女膜をあえて残しているのは、その部分が特別な食材として扱われることがあるからです。
 私としてはどちらでもいいのですが、やはり本体の貴重な要素ですから、残しておくことにしているのです。
 前の穴を洗浄する管は、かなり細いので、処女膜を破らないようにして奥までその先端を伸ばしてきました。そして文字通り奥の奥までを洗浄するのです。
 そうこうしている間に、お腹の張りが限界に近づいてきました。ごろごろと不穏な音がして、一気に便意が吹き出してきます。
 汗が滲み、苦しみに顔が歪んでしまいます。このままでは、お腹が破裂してしまうことでしょう。
 それも少し楽しそうかと思って、今度コピー体で体験してみようと思いました。

お嬢様は『揚げられる』のがお好き5

 洗浄が目的である以上、必要なだけ注がれればそれで十分です。
 機械は注いでいた動きから、吸い出す方向の動きに代わりました。私の体の中に注がれていた大量の液体が吸い出されていきます。私には出している感覚がないのに、はちきれそうだったお腹の圧力が和らいで、楽になっていきます。
 注いでは出し、出しては注ぎのサイクルがしばらく続きました。そうしていくうちに私の中から出て行く液体が全くの無色になります。洗浄完了というわけです。ただ、腸内があまりにも綺麗すぎると、それはそれで体調に悪影響を及ぼします。
 それを防ぐため、機械は次なる段階に進みました。何度目かもわからない得体の知れない液体が体の中に注がれていきます。それはいままで洗浄用に注がれていた液体よりも遙かに重く、私はただ体の中に圧力を感じるというだけではない、物理的な重みを感じました。それは私の体の中を強制的に満たしていきます。
 お腹はカエルのように膨らんで、外から見ても異常がはっきりとわかるほどになりました。ずっしりと重くなったそれは、まるで子供でも妊娠したかのような状態です。
 暫くすると、管が勝手に抜けて行きました。しかし、中に注がれた物は、私の意思に関わらず、出て来ません。なぜなら、体内で固まってしまったからです。いわゆる弾力のあるゼリーのような状態になってしまったので、私がどれほど息んでも、出すことは出来なくなっているのです。
 程なくして、私はお腹の中から熱がじんわりと周囲に広がって行くのを感じました。注ぎ着こまれた液体から栄養などを吸収しているのです。これによって私の身体は腸から吸収し、十二分な効果を全身に行き渡らせます。
「ふ、ぅ……っ」
 腸内に注がれた液体を吸収して行くまでの間、マッサージ師が私の身体にオイルを丹念に塗り込んでくれます。
 お腹が張って苦しいのは苦しいのですが、それ以上に気持ちがいいという感覚が広がって行っています。私の身体は外からも内からも磨き抜かれ、性質自体が食べられることに特化したものになっているのです。食べられるために飼育される家畜とほとんど変わらないそうです。
 その事実は私にとって、誇りのあることでした。


 薄くスライスされた私の肉が、衣をつけて揚げられます。
 私は二つの視点でそれを見ながら、一方の目の前に盛られた自分の唐揚げを口に運びました。相変わらず程良く脂の乗った私の肉は非常に美味でした。
「次はどの部分に致しますか?」
「そうですわね……耳で」
「かしこまりました。失礼いたします。お嬢様」
 私の求めに応じて、礼司さんが『私』の耳を切り落とします。耳が千切れる激痛は、熱の感覚となって私にも伝わってきます。
「こうやってちまちまと切り取って行くと、長く食べられていいかもしれませんね」
 私の呟きに対し、『私』が応えます。
「生命活動限界がありますから、一食で食べなくていいというくらいですが、その方がいいかもしれませんわ」
 少しだけ息が上がっているのは、身体の各部を切り取られている激痛を味わっているからでしょう。
「でも、ずっと揚げものばかりだと太ってしまいそうですわね……」
「飽きますしね……」
 食べる私と食べられる『私』は着やすく会話を続けます。今回はコードによって直接神経接続をしているので、リアルタイムで食べられている感覚を味わっています。
「とりあえず、今日のところは一度に調理しきってしまいましょう。使用人たちも全員呼んで、皆で食べれば一食で消費出来るはずです」
 ジュー、と油で自分の肉片が上がって行きます。礼司さんは手際よく次々油に通して行っています。
 再び目の前に置かれた自分の唐揚げに、フォークを突き刺し、それを口に運びます。
 これはこれで食べやすくて美味しいのですが、私はやっぱり、生きながらにして揚げられる方が好みかな、と思いました。




~お嬢様は『揚げられる』のがお好き 終わり~
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