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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『圧殺』1

 キュリキュリキュリ、と金属が擦れる音が響く。
 小さな箱の中で絡み合う一組の男女を、真上から降りてきた金属の天井が圧縮していく。
 二人は繋がったまま、小さく潰されていき、激しい音と共に板状になっていく。
 それでも、二人は最後まで幸せそうに笑顔を浮かべていた。
 やがてそんな笑顔もすりつぶされて、横から見ればただの赤と肌色の板になってしまう。天井の金属がさらに下がり、二人分の肉片を暑さ数センチの板に完全に変えてしまう。スチーム音が響き、どうやらその肉片を乾燥させているのだということがわかった。
 しばらくして金属の天井がゆっくりとあがっていくと、綺麗な板となった肉片が現れる。
 それは二人分の肉片が複雑に絡み合い、一つになった究極の愛の形だった。


 ピッ、っと音を立てて映像が止まる。
「……と、まあこれが以前行われた圧殺プレイの映像ね。どうだった?」
 殺人プレイ同好会の柊山さんが笑顔でそう問いかけてくる。
 俺が返答するより前に、興奮気味の栄巳ちゃんが声をあげた。
「とっても素敵でした! この人達も殺人プレイ同好会の会員さんなんですか?」
 そんな風に柊山さんに問いかける栄巳ちゃん。
 柊山さんはそんな栄巳ちゃんの反応を予測していたのか、落ち着いたものだ。
「もちろんさ! この二人の場合、お互いにお互いを殺したいっていうタイプのカップルで、結果的に一緒に死ぬことが多かったね。セックスしながら殺し殺されるのが幸せって言ってたよ」
「……せ、セックスしながら……」
 顔を赤くして栄巳ちゃんは恥ずかしそうに俯く。いまの映像の中でも普通にしながら死んでたけど、栄巳ちゃんの目には入っていなかったようだ。
 確かに愛し合う男女のプレイとしては正しいのかもしれない。さすがに愛好会の映像に残る時にセックスしながら殺る気にはなれないが、プライベートでなら一度くらい試してみてもいいかもしれないな、と俺は密かに思った。
「……と、いうわけで圧殺プレイってこういうのなんだけど……君たちもやってみない?」
「ぜひ!」
 即座に応じる栄巳ちゃん。そしてその目を俺に向ける。なんとなく一緒に死んでほしいと言われているような気がした。気がした……というか、まあ、栄巳ちゃんは普通にそう思っているんだろうけど。
 俺は少し唸る。死ぬこと自体は、構わないといえば構わない。ただ、これから先ずっとこんな感じで一緒に死ぬことを求められるのは少し困る。確かにナノマシンの力があるから、俺も蘇ることはできるのだが、俺は栄巳ちゃんとは性質が違うのだ。
 栄巳ちゃんが一日に何度も、それもバラバラになるレベルで死んでも復活できるのは単純に栄巳ちゃんのナノマシンが回復力に特化しているナノマシンだからだ。俺のナノマシンはそこまで強力な回復力を有していない。
 前回の爆殺プレイの時だって、一緒に弾けたのに回復したのは俺の方が後だった。栄巳ちゃんの方はその前に一度バラバラになっているのに、だ。
 はっきり言って同じように死んでいたら俺の方の身が持たない。死ぬという意味ではなく、単純にいままでのような連続プレイができなくなる。
 それは避けたいところだった。
 かといって、頑なに拒否するのも躊躇われる。俺が普段思う存分望みを叶えている分、栄巳ちゃんの望みもできる限りは叶えてあげたい。
 だから、理想としては、いままでのように基本は俺が栄巳ちゃんを殺すということを繰り返しつつ、時々は彼女と一緒に死んであげる、という感じだろう。
 圧殺プレイにおいても、いずれ一緒に死んであげる機会は作るとして……今回はそうじゃない方向で考えたい。
 俺はどう説得すれば気持ちよくプレイに入れるか頭の中で検討を始めた。

殺人プレイ『圧殺』2

 結局、俺は余計な策略は巡らせず、単純に今日は気乗りしないからと正直に打ち明けることで、一緒に死ぬプレイをすることは諦めてもらった。
 栄巳ちゃんは少しだけ残念そうだったけど、俺がきちんと理由も説明して、時々は一緒に死ぬことを約束すると、納得してくれたようだった。
「今度一緒に死にましょうね!」
 そんな一昔前ならヤンデレといわれそうな台詞を天真爛漫な笑顔で言う彼女は、正直すごく可愛かった。
 さて、一緒に死ぬ必要がなくなったいま、次に俺が考えるべきなのは彼女をどう圧殺するか、だ。
 さっき見せてもらったプレス機は確かに便利だし楽だと思うけど、殺す側に立ってみた時、俺がやることはスイッチを押すだけだ。それは実につまらないし、なにより誰がやっても同じというのは個人的に好きじゃない。もちろんこれまでだって似たようなことはあった。爆殺なんかがそれだけど、あれはそうじゃないと出来ないことだったからだ。
 圧殺は、やりようによっては俺が自分の手で彼女を圧殺する事が出来る。
 ちょっと特殊な道具が必要だった。しかしさすがにこれは同好会と言えども用意はしていないだろう。
「柊山さん、すみません。ほしいものがあるんですが……」
「ん? 何だい? ここにないものかい?」
「構造自体は簡単なんですが……」
 俺は柊山さんにほしい物について説明する。柊山さんは俺の話を聞いて、力強くうなづいた。
「うん、それならそんなに時間がかからないと思う。ちょっとだけ時間をもらえるかい?」
「はい、もちろんです。お願いします」
「何の話ですか?」
 もう一度再生していたビデオを見ていた栄巳ちゃんは、集中していて俺の説明を聞いていなかったらしい。
 それはそれで都合がよかったので、俺はなんでもないよと答えておいた。

 この時代、各人が持つナノマシンにはそれぞれ特化した分野というものがある。
 柊山さんはその中でもナノマシンを活用して物を作ることに長けていた。簡単なコップとかフォークとかなら瞬時に。少し複雑なライトなどの機械だってそんなに時間をかけずに作成することが出来る。もちろんエネルギー補給は人並み以上に必要だけど、その分何でも作れるという性質は誰もがうらやむものだった。
 もちろん大量生産が実現している工業製品などに関してはそれこそ普通に買った方が安くつくのだけど、俺が必要とするような、特殊な構造の器具になると柊山さんが作ってくれるのが一番手っ取り早い。
 そうして柊山さんに作ってもらった器具は、ある意味マッサージチェアに近いものがある器具だった。ただし、その材質はほとんどが木で、平べったい木の板が不自然な形で等間隔に立てられている。
「……これ……なんですか?」
 栄巳ちゃんは不思議そうにその器具を触っている。俺は彼女に対し、にっこりと問いかけた。
「なんだと思う?」
 栄巳ちゃんは真剣な顔で考え込む。
「ベースは椅子、ですよね……マッサージチェアみたいな……でも、この木の板は……?」
 知っていればどうするものなのかはすぐわかるけど、全くわからない状態では答えが出ないようだ。
「ヒントは万力だよ」
 そう俺がヒントを出した瞬間、彼女は手を打った。
「ああ、なるほど! そういうことですか! ……ということはもしかして……この形状からすると……!」
 楽しげに彼女は俺を見る。苦笑しながら俺は頷いた。
「うん、そう。この体押し潰し機はね……体の至るところを、別々に押しつぶすことが出来るのさ」
 大きなプレス機で全身を一気に押しつぶすのも確かにいいのだけど、彼女自身は潰されている感覚を長く味わうことが出来ない。
 それなら、手足や胴体を別々に押しつぶすことが出来れば、苦痛の長引かせようもある。
 死ぬことに快楽を見いだす栄巳ちゃんが長く楽しめるように考えた結果、こんなものが出来てしまった。
「作ってくださってありがとうございます」
「いやいや、構造はほんとに単純だからね。そんなに苦労しなかったよ」
 この器具を作ってくれた柊山さんは、そう言いつつ、期待のまなざしを俺に向ける。
 早く使ってみてほしいということなのだろう。
 俺は苦笑しつつ、栄巳ちゃんを促した。
「じゃあ、早速座ってみてもらっていいかな?」
「はい!」
 今回は別に必要ないのだけど、彼女は思い切りよく服を脱ぎ、全裸になってその器具に腰掛ける。
 死に向かえるという状況になると、恥じらいをすっとばしてしまう彼女は、可愛いのだけど、あまりあけっぴろげにはしてほしくないなぁと、思ってしまう。
 俺は苦笑しつつ、彼女を押し潰す準備を始めた。

殺人プレイ『圧殺』3

 まずはどこからにしようか。
 俺は少しだけ迷ったが、まずは一番オーソドックスなところから潰すことにした。
「まずは左肘だ」
 くるくるとハンドルを回し、栄巳ちゃんの左肘の左右にある板の幅を狭めていく。
 栄美ちゃんは座った体制のまま、期待に満ちた眼でそこを見ていた。
 やがて彼女の肘の幅よりも板の幅の方が狭くなる。ミシ、ミシ、と軋むような音がして、栄巳ちゃんが顔をしかめた。すでにかなり痛いはずだ。俺は一気にハンドルを回し、肘をぺしゃんこに押しつぶす。
 パキパキ、と関節が砕け潰れる音がした。
「ぎっ……っ、ぐっ……!」
 栄巳ちゃんでさえ、声を完全に殺すことは出来なかった。
 潰れた右肘から、砕けた関節が破いたのか、血が一定量零れ落ちる。血は流れるが、切断するよりはずっと少ない。まあ、こうするといずれにしても血行が止まってしまうから、切断するのとあまり変わりはないが、痛覚は残っている。
「どんどん行こう」
 俺はさらに次の場所を締め上げることにする。今度は足、右足のふくらはぎのあたりにした。
 左右からふくらはぎを潰し、ぺったんこにしてしまう。押しつぶされる際の骨がぐちゃぐちゃに潰れる音は病みつきになりそうだった。
「さて……と。次はどこにしようかな」
 あんまり同じように潰していくだけでは芸がない。
 俺が次に選んだのはお腹だった。ここは少し板の面積が広く、骨盤の上から肋骨の下まで、広く押しつぶす形式になっている。
「ぐっ……くぅ……」
 腹部を押しつぶされた栄巳ちゃんは苦しそうではあっても痛そうではなかった。まあ、背骨までへし折るところまでは行っていないから、当然だろう。だけど、いずれにしてもここまで腹部を潰されれば、ろくに呼吸も出来ないから単純に潰されるよりも苦しみは長く続くはずだ。
「次は……と」
 俺は彼女の右手を選んだ。
「右手の拳を握ってみて?」
「こ、こう……ですか?」
 息も絶え絶えになりつつ、栄巳ちゃんは俺に言われた通り手を握る。それを確認してから、俺はそこの部分の万力を絞めていった。
 可愛く握られた彼女の拳が、左右からの圧迫によって無惨に潰れていく。彼女自信の指が手のひらを突き破ったのか、血がかなり多めにこぼれた。
「おっといけない」
 俺は一気にハンドルを回し、血がこぼれないほどに押しつぶした。
「い、ぎっ……!」
 思わず、という調子で彼女の体が跳ねるが、すでに左肘、右のふくらはぎ、お腹、右手の先を押しつぶされている彼女は、ろくに体を動かすこともできなかった。
 自分の体が自由に動く範囲でもがく彼女の様を楽しんだ。
「さて……ペースをあげないとな」
 いくら圧迫することによって血が出ないようにしているとはいえ、あまり長くやりすぎると意識が混濁してしまうだろう。そうなってはせっかくこの器具を作ってもらった意味がない。
 俺は急いで他の場所も絞めていった。

殺人プレイ『圧殺』4

 骨が軋む音と、肉が潰れる音、そして、押し殺された悲鳴。
 それだけが響き続ける部屋の中で、気付けば栄巳ちゃんは全身の大半が潰れている状態になっていた。
 全身の痛みのせいか、呼吸が不安定で、悲鳴すらあげられなくなりつつあった。
 出血は少ないから、意識はしっかり残っているはずだ。もっとも、それがいいこととは限らないが。栄巳ちゃんにとってはプラスだろう。
「……おーい、栄巳ちゃん、大丈夫か?」
 俺は木槌を借りて、それを使って軽く栄巳ちゃんの手足を潰している万力を叩いた。
 その瞬間、痛みには慣れているはずの栄巳ちゃんが目をかっと見開き、悲鳴をあげた。
 骨が砕けている部分はその僅かな衝撃だけでも十分な激痛を発する。その痛みは単純な打撃の衝撃や斬撃の痛みとは全くの別物で、だからこそ慣れている栄巳ちゃんでも耐えられないのだ。
 悲鳴を上げ続けた栄巳ちゃんは、徐々に上げる気力もなくなってきたのか、静かになりつつあった。
 そろそろ限界だろう。
 俺はメインの圧縮個所である頭部の万力に手をかけた。

殺人プレイ『圧縮』5

 最後の圧殺は、頭の左右から力を加えて行く方向に、万力を閉めて行く。
 頭が圧迫されていることに気付いたのか、栄巳ちゃんが目を開いて苦痛の呻き声を零す。
 しかし、顔の両側から均等に圧迫されているため、声が上げれない。
 単純に両側から圧迫されているというと、『ムンクの叫び』のようなものを想像するかもしれない。
 そうだとすれば、笑えるような状態になってると思うかもしれない。だが、実際はそんな余裕のある状態ではなかった。
 なぜなら、両側から均等に、そして強力に圧迫されているせいで、眼球がかなり飛び出しているし、圧迫によって鼻血が流れ始めるのだ。かなり鬼気迫る様子で、見ているこっちがビビるくらいには凄い表情になっているからだ。
 かなり頭部を潰した状態で一度止める。真正面に回り込んでみた。
 栄巳ちゃんは微かに痙攣しながら、白目を剥いている。もはやこちらの顔も見えていないだろう。
 こうなっては、トドメを差す以外にやることはない。
「……じゃあね」
 俺はそう呟いて、万力の反動をくるりと一気に回した。
「きゅ、っ」
 声が出せないはずの栄巳ちゃんからそんな声が聞こえた。
 次の瞬間、ぐしゃりと栄巳ちゃんの頭部が潰れ、血と脳漿が飛び散って溢れた。万力の微かな隙間から、ドロドロと栄巳ちゃんの頭部が零れる。
 栄巳ちゃんの残った身体が、びくんびくんと蠢き、失禁し、動かなくなった。
「うーん、いいねえ! このまま全身圧縮していってみようか!」
 背後で見ていた柊山さんが興奮気味にそう言う。
 正直、すでに死んだ栄巳ちゃんの身体を破壊することに個人的な興味はなかったのだけど、せっかく全身を個別に圧縮できるものを作ってもらったのだ。
 全部使わなければ、勿体ないというものだろう。
 俺は全ての万力のハンドルを最後まで締め、栄巳ちゃんの身体を何十分の一に圧縮したのだった。
 
 
~殺人プレイ 『圧殺』 終わり~
 
 
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