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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人鬼掲示板 磔殺しの殺人鬼編 1

「突然ですが、あなたにはここで惨たらしく死んでいただきます」
 そんな言葉を投げかけられ、声をかけられた人物は虚を突かれた顔をした。
「え……? なに?」
 そこは人気のない裏路地。そこを家に帰るまでの近道にしている若い会社員の女性は、突然降って湧いた死の脅威を実感することができなかった。
 それも無理はないだろう。彼女はこれまで可も不可もなく人生を歩んできた典型的な一般人であり、誰かに命を狙われるということ自体に思い至ることがなかった。女性の身である以上は当然暴漢などの脅威については考えていたが、それも犯されるという脅威であり、命を狙われるという脅威にまでは繋がっていない。
 それでも、変質者に近付かれた際に、彼女はどう行動すべきかについては理解していた。
 いくら人通りのない道とはいえ、周りは人家ばかり。ちょっと大声を出せば助けが期待できる。
 変質者はまだ数メートル離れた位置にいて、飛びかかってきたとしても数秒はある。
 そんな当たり前の常識が、彼女の判断を間違えさせた。
 声をあげようと息を吸い込んだ瞬間、瞬く間に距離を詰めた変質者の拳が、その腹部を貫いたのだ。
「ぐぇっ!」
 くの字に彼女の体が折れ曲がり、地面を転がって伏す。彼女が取り落としたカバンを変質者は地面に落ちるまでにキャッチし、小物がぶちまけられる音が立つのを防いだ。
 声も出せないまま悶える彼女に近づきながら、変質者はバックの中を漁り、財布から免許証を抜き出す。
「凪沼勝音さん、ですか。いい名前ではありませんか。生まれた時から勝利を約束された名前のようで」
 その言葉は、彼が彼女のことなどなにも知らないまま、彼女を襲っていることが明らかになる事実だった。彼は知りたいことは知れたとばかりに、その鞄をそっと地面に置く。
 一方、腹を殴られた凪沼は声をあげることもできずにその場にうずくまっていた。
 声を出せば周りに異常を知らせることができることはわかっていたが、彼女の意に反して体はまともに動いてくれない。
 彼女のすぐ側に膝を突いた男は、何気ない調子で彼女の首に手をかけた。
 そして、無造作に親指をその細い首に埋める。第一関節どころか、根元まで彼女の喉に彼の親指は食い込んだ。
「~~~~~~~~~~ッ!」
 気が遠くなるような激痛に声を上げようとした凪沼だったが、まるで喉に蓋でもされたかのように声が喉から上にあがらない。
「無駄ですよ。声が出せなくなるように潰しましたから。でもご安心ください。血流や呼吸は一切遮っていないので、それが原因で死ぬことはありません。声が出せないのも一時的なものですのでご心配なく」
 男は喉を抑えてのたうち回る彼女の足に狙いを定め、強く踏みつける。
 彼の踵は的確に彼女の足の付け根を捉え、関節が砕ける嫌な音がした。それでも、彼女は悲鳴を上げられない。
「これで逃げることもできなくなりましたね」
 恐慌状態になって暴れる彼女の手を掴み、両手を同時にひねり上げながら地面にうつ伏せに押さえつける。
 両方の肩が限界以上にひねられ、ほぼ同時に両方の肩が外れた。
 凪沼は完全に白目をむき、泡を噴いて気絶する。それを見た男は、困ったように微笑んだ。
「この程度、まだ序の口なんですが……仕方ないですね」
 男は気絶した凪沼から衣服を剥ぎ取って行く。ぴっちりとしたスーツも、清楚な色の下着も、艶かしい脚を覆うストッキングも、容赦無く剥ぎ取って行く。
 やがて彼女が全裸になると、男は満足したように距離を取り、散らかした衣服の残骸と一緒に彼女の写真を撮る。
 その写真写りを確認し、彼は早速お馴染みの掲示板に投稿する。
『いまからこの子を殺します。希望があればレスよろしくです』
 そこは彼と同じ殺人鬼の集まる掲示板だった。
 彼らはここでお互いに戦果を報告し、歪んだ心を満たしているのである。

殺人鬼掲示板 磔殺しの殺人鬼編 2

 さっそく色んな殺人鬼のレスが返ってくる。
『かわいいこじゃん裏山!』
『虫姦キボンヌ』
『壊し方が甘い。32点』
『剥製にしたいな』
『とりあえず失禁させろ。話はそれからだ』
 男はそれらのレスを見て、苦笑いを浮かべる。
『毎度のことだけど、こーいう時に虫姦は無理ですって! 準備とか全然してないですし。とりあえず失禁もいつものことですけど、もうちょっと違う要望くださいよ』
 そう書き込んでから、殺人鬼はうつ伏せでだらしなく寝ている凪沼の足の間に立った。服を脱がせるためにしたことだが、彼女は力なく脚を開いていて、その股間も丸見えの状態だった。
 彼は少しだけ助走をつけると、その無防備にさらされた股間めがけて容赦無く蹴りをお見舞いする。彼の靴のつま先がめり込み、彼女の決して小柄ではない体が空中に一瞬浮く。
「!!!!!!」
 その衝撃は当然凄まじいものであり、気を失っていたはずの彼女は盛大に身体を波打たせ、自由に動かない身体をしゃにむに暴れさせる。
 ビクンビクンと身体がはね、それが収まった時、彼女の股間からは赤の混じった黄色い液体が溢れていた。
 その様子を再度写真に収め、掲示板に投稿する。
『成功。緩い子で超簡単だったですねー』
『やっふうううううううううううう!!!』
『流石の手腕』
『この変態どもめ!』
『お前がいうなwww』
『我々の業界では挨拶です』
『え、ほんと?』
『うん、そうだよ! 挨拶です』
『我々の業界では常識です』
『そうだったんだ。うん、わかった』
『おい騙されるな! お前ら、この子をからかうなよ! 騙されやすいんだから!』
『サーセンwww』
『サーセンwwwww』
『(´・_・`)』
『おい、今日の殺人鬼が悲しそうにこっちを見てるぞ』
『次の要望だっけ? じゃあ、残ってる脚をネジ切ろうよ。ネジだけに』
『俺たちみんな頭のネジがとんでるもんなー……って、わかりにくいわ!』
『わかってくれるから好き! す○屋だけに!』
『お前、食事中なんかい!?』
 一通りログを確認したのち、彼は彼女の無事な方の脚を見た。
「全く……ねじ切るなんて、簡単に言ってくれますね」
 男は凪沼の脚を掴んだ。

殺人鬼掲示板 磔殺しの殺人鬼編 3

 意識を取り戻している彼女は、このままだとまずいということは理解していても、体がそれに合わせて動いてくれない。
 まず足首の先を掴んだ男は、それを軽く九十度に捻った。当然足首の関節は砕け、本来あってはならない角度にねじ曲がる。さらに男はぐるりと一回転させ、皮膚が引き攣れて破れそうになるほどに足首を捻る。鬱血した彼の足首から先が、熟し過ぎた果実のように赤黒く染まる。
 さらに男は彼女の脚を持ったまま彼女の膝小僧を踏みつけ、枝でも折るかのような気軽さで凪沼の脚をへし折る。ひゅぅ、と彼女の口から呼気が漏れる。さらに弁慶の泣き所から少し上の辺りでその骨を蹴り砕き、膝から下に無事な骨は足首から先のみになった。
 その上で両手を使って彼女の脚を捻っていき、まるで絞った雑巾のようにしてしまう。この時点で、彼女の意識はもはや定まらなかった。激痛によって意識を失い、激痛によって意識を取り戻す。そんな無間地獄が続いているのだ。無理もない。
 やがて脚一本を丸ごと絞り上げてしまった男は、その様子を再度掲示板に提供する。
 盛り上がりはなかなかのものだった。
『ヤッホーーーーーーー!!! いいねえ、最高だねえ!』
『今日の殺人鬼は手際いーなー』
『俺ならもっとうまく壊す。九十点』
『それ、十分じゃね?』
『クール! 最高にクールだよ旦那!』
『おいバカやめろ』
『お前それはアカン』
『海魔召喚されるぞ』
『アニメはチェックした? 俺はもちろんチェックした』
『あー、でももうちょっと細かく描写して欲しかったよな。殺すシーンだけ実写にして欲しかったぜ』
『力入れるとこ間違ってるだろそんなアニメwww』
『(´・_・`)』
『だからwww その顔止めろwww』
『お前ら話脱線し過ぎ』
『時間的にそろそろ最後か?』
『そうですね、リクエスト受け付けはあと一つってことで』
『じゃあ、とりあえずおっぱいだ』
『ねじ切る? ねじ切る? 殺人鬼だけに!』
『ネジが好きすぎるのにネジが飛んじまってる奴がいるな……』
『切る=killってことか? だからわかりにくいわ!』
『順当に、切り取って食わせようぜ』
『ただ食わせるだけじゃ面白くなくない?』
『なにかいい案あるのか?』
『おっぱいろしあんるーれっと』
『え? なにそれ?』
『ふたつならべてみせて、右か左か当てさせる、あたったら上から食べられる、外れたら下のおくちに入れられるの』
『……天才か』
『いや、殺人鬼だ』
『どっちも似たようなもんじゃん』
『ちげーよ』
『しかし、その選択肢は優しくねーな。せめて正解したら焼いてから食わせてやろうぜ』
『ちょっとお前の言う優しさについて話し合おうか』
 掲示板の推移を見ていた彼は、ふむと呟く。

殺人鬼掲示板 磔殺しの殺人鬼編 4

「なるほど、ただ切り取るだけではなく、ゲームにして楽しむと……いいですね」
 こういう刺激が齎されるので、殺人鬼掲示板は止められないのだ。
 男は腰に刺していたナイフを抜き放つ。月光を反射して銀色に輝くそれは、死神の鎌のように鋭かった。
「よっ……と」
 しゃりん、という音を立てて、その刃が振るわれる。その切れ味は見事な物で、まるでほとんど抵抗なく、凪沼の乳房は根元から両方削ぎ落とされた。そこそこ大きな脂肪の塊が殺人鬼の両手に載せられる。
 彼は気絶している凪沼の腹部を、無造作に踏みつけた。
 白目を剥いていた彼女の目が元に戻り、月光を背負って立つ殺人鬼の姿を捉えて、恐怖がその瞳に満ちる。
「さて。まずはこれをご覧ください」
 そういって彼は両手にあるそれを彼女にも見えるようにする。彼女は一瞬それがなにかわからなかったようでほうけた顔をしていたが、それが乳房の形をしていることに気づくと、驚愕した表情を浮かべて自分の胸を見下ろす。そこにあるべきものがないことに気付いた彼女は、悲鳴をあげた。無論、喉が潰されている彼女の悲鳴は音にならなかったが。
 錯乱しかけた彼女の顔を、殺人鬼が無造作に蹴り飛ばす。大した力は入れていなかったようだが、それでも数本の歯が飛んだ。
「はーい。よくみてくださいね。右手にあるおっぱいと、左手にあるおっぱい。どちらがどちらのおっぱいでしょうか? これはクイズです。正解したら、この肉を食べてもらいます。不正解なら、下の口から食べてもらいます。よろしいですね?」
 よろしいわけがない。
 だが、彼女に拒否権はなく、考える暇もなかった。
「右手に持っているのが、右のおっぱいだと思いますか?」
 そう問いかける。凪沼は精進していたが、とにかく答えなければならないと思ったのか、小さく頷いた。
 彼はその彼女の答えを聞き、にっこりと微笑んだ。
「残念、不正解です!」
 というわけで、と殺人鬼が笑う。
「下の口から食べさせてあげますね」
 必死に首を横に振る凪沼だったが、それを聞き入れる殺人鬼ではない。
 まだ根元が折れているだけの方の足を掴んで、彼女の身体を持ち上げる。もう片方の足はボロボロのため、勝手に彼女は大股びらきの格好になっていた。そのことについて恥ずかしがる余裕など、当然ない。
 殺人鬼は切り取られたおっぱいを握り込んだもう片方の腕を、勢い良く彼女のあそこにぶち込んだ。準備などなにもできていない秘部への、フィストファック。通常なら入らないであろう穴に勢い任せにぶち込んだのだ。無事でいられるわけもない。
 穴の縁は見るも無残に千切れ、盛大に突かれた子宮口も無事では済まない。彼女が処女かどうかなど問題にはならず、大量の血液が彼女の股間から溢れた。
「………っ、ぁ……ぅ」
 この辺りでようやく声が戻りかけたが、凪沼にもはや大声をあげる気力はない。たとえあったとしても、命の炎が消えかけている現状では、ろくな声をあげることはできなかっただろうが。
「さて、それでは仕上げと参りましょうか」
 彼はそう呟いて、周囲を見渡した。おあつらえ向きの場所にある電柱を見る。

殺人鬼掲示板 磔殺しの殺人鬼編 5

「まったく、街中はいいですね。私が求めるものがそこらじゅうにあるのですから!」
 彼は凪沼の足を掴んだまま、勢い良くかけ出した。まるで子供にジャアントスイングをかけて遊ぶ大人のように凪沼の身体を軽々と振り回す。
 血が周囲に飛び散り、陰惨な現場を作り上げていく。
 そして、電柱の真下に来た時、彼は全力を振り絞って彼女の体を盛大に浮かせる。
 その勢いのまま、彼女は電柱の高い位置に叩きつけられた。

 その喉元から、鉄の棒が突き出す。

 それは本来作業する際に足場とするための突起で、刺さらないように先端はネジ頭にように丸くなっている。だが、いまのいうな勢いで叩きつければ、そんな些細なことは関係ない。
 完膚なきまでに破壊された凪沼の体は、そのそれによって電柱の柱に磔られた。
 力なく垂れ下がる彼女は、磔られてもしばらくは生きているだろう。それでもいくつも致命傷を受けている以上、もはや回復は見込めない。このまま静かに死んでいくだけの存在だ。
 これだけ目立つところに磔られているのだ。明るくなれば誰かが見つけ、通報するはず。こんなところに磔られた彼女を降ろすのには相当難儀するはずだ。その間、彼女の屍は野次馬の好機の視線に晒され続けるだろうが、それは殺人鬼にとってはどうでもいいことだった。
「うん、こんなものですね」
 殺人鬼は満足したように彼女の写真を撮り、その場を離れる。
 そして、いつものように写真を掲示板に投稿した。

『殺害完了です! by磔殺しの殺人鬼』


おわり

磔殺しの殺人鬼 まとめ

『殺人鬼掲示板』シリーズ・『磔殺しの殺人鬼』編です。
続きを読むからどうぞ。

首狩りの殺人鬼1

 一瞬でターゲットの背後に忍び寄った彼は、その無防備な首筋にナイフを翳した。
 悲鳴をあげかけた口を塞ぎ、強制的に仰け反らせて白い喉を晒させる。冷たいナイフの腹をその喉に当てた。
「動かない方がいい。死ぬぞ」
 突きつけられた彼女はようやく事態が飲み込めたのか、身体を小さく震わせながらも指先一つ動かせなかった。
 そんな彼女の反応を注意深く観察しながら、その背後に張り付いた男はゆっくりと身体を離す。
 喉元へのナイフはそのままに、口を塞いでいた手が離れる。
「声をあげようなんて思わない方がいい。君が声を上げるよりも早く、俺のナイフは君の喉笛を切り裂く」
 男はもう一本のナイフを、逆側から彼女の細い首にあてた。二本のナイフによって首を固定された彼女は、もはやガクガクと身体を震わせてこの事態が過ぎ去るのを待つばかりだ。
「ふふ……さて、安心しろ。俺は己の美学に反することはしない男だ。だから、君が素直にいうことを聞けば命は助けてやる」
 彼女は背後の男の言うことを聞くしかなかった。たとえ男がなにを言っても、言うことを聞かないと言う選択肢はない。軽く周囲を見渡してみたが、助けに来てくれそうな人はいなかった。そもそもこの場所は人気が少ないことで彼女が気に入って早朝散歩ルートにしているからだ。
 だからこそ、付け込まれたわけだが。
「よくないぜ。こんなところを一人で歩いてちゃー。怖いひとが歩いてるかもしれないし……」
 その怖いひと筆頭の男が、にこやかに話を進める。
「さて、じゃあさくっと進めるか。そろそろ落ち着いてきた頃だろ」
 男は少女の心を把握しているのか、最初の衝撃が落ち着いてきた瞬間に話を進めた。
 反撃を考えさせないながらも、混乱はさせない絶妙な間合いの取り方だ。
「まずは上着のボタンを外せ」
 言いながら、皮を破らない程度にナイフを彼女の喉に当てる。ギリギリの恐怖に、少女の呼吸が止まる。
「はやくしろ」
 低く、鋭い命令。
 少女は思わず動き出していた。上から順番にボタンに手をかけ、外して行く。
 『服を脱げ』と言わなかったところに、男の巧妙な罠があった。もし直接的な言葉を使われていたら、極限状態にあった少女もすぐには行動に移れなかったかもしれない。しかし『ボタンを外す』という具体的な行動を示されたことで、思わず従ってしまっていた。
 ボタンを全て外したタイミングで、男がもう一度命令をする。
「よし、いい子だ。その上着を肩から滑らせて袖から腕を抜け」
 刃を突きつけられて、少し上を向かされている彼女は、それがどういう意図に基づいたものなのかわからないまま、言われるままに上着を脱ぎ落としてしまう。
 上半身下着姿になったところで、彼女はようやく自分が犯されようとしていることに気づいた。

首狩りの殺人鬼2

 彼女は自分の貞操の危機に気付いたが、元々どうすることもできない。
 そこに、男が囁く。
「安心しろ。俺はお前を犯そうとは思ってねえ。ただ、可愛い裸がみたいだけだ」
 なんなら、と男は矢継ぎ早に続ける。
「俺は君に指一本触れないと誓おう。なあに。ちょっと我慢すれば元通りの生活に、何の影響もなく戻れる。ちょっと恥ずかしいのを我慢すればいいだけだ。簡単だろう?」
 それが事実なのかそうでないのか、いずれにせよ、彼女に選べる道は幾つもなかった。
 震えながらも頷いて、恭順の意を示す。男はそれを確認してから、ナイフを喉元から離した。
 そして間髪入れずに、彼女のむき出しになった背中の中心に切っ先を合わせる。
「声を出したり、振り向いたり、なにか俺の指示に反するような事をしたら、殺すからな」
 逃げれるなんて思うなよ、と男は片方ナイフを彼女からみて数十メートル先の木に投げつける。それはいい音を立ててその木に突き立った。
「三十メートル以内なら動く的にだって百発百中だ。わかったな?」
 何度も頷く少女に、彼は満足そうに次の命令を出した。
「よし、次はスカートだ。そいつを脱げ」
 ここまでくれば直接的な表現を避ける理由はない。少女はもはやおとなしく従うしかない。
 震える指先で苦戦しながらも、スカートのホックを外し、ジッパーを引き下げる。
「手を離せ」
 男はそう命令し、少女は若干ためらいながらもスカートから手を離した。ぱさり、とスカートが彼女の足元に落ちる。
 下着姿になってしまった少女は、そんな自分の姿が周りに見られることへの恐怖でか、少し前かがみになっていた。
 男は楽しげに次の命令を出す。
「よし、次はブラだな。それを脱げ」
 それを脱いでしまえば、野外でおっぱいを晒すことになってしまう。当然彼女は躊躇する。
 そんな彼女の顔の横を鋭い刃が横切った。
 男が手に持ったナイフを彼女の顔の真横に突き出したのだ。一本の熱が彼女の頬を横切る。
 かすかに切り裂かれた頬から血が滲んだ。
「選べ。言うことをきくか、一生ものの傷を負うか」
 あまりにシンプルな二択。
 少女は慌ててブラを外そうと両手を後ろに回した。しかし、慌てる上に震える指先では上手く外せるわけもない。
 そんな焦りすら男にとっては楽しむ材料なのか、四苦八苦する彼女を眺めていた。
 やがて上手くいったのか、ホックが外れて、ブラが彼女の身体から離れる。
 歳の割りには立派に実ったそれがブラジャーの抑制を外れて、ぶるんと揺れた。

首狩りの殺人鬼3

 思わず両手で胸を庇う少女だったが、男はそんな彼女のむき出しの背中にナイフを突き付ける。
「ほい、さっさと次だ。その下着を脱げ」
 男は言いながら、ナイフを握っていない方の手で携帯を取り出した。それを少女に向け、写真を撮る。違法な改造をされているのか、シャッター音はしなかった。
 男の携帯には下着だけを身に付けた少女のハダカが写っている。男はその写真をとある掲示板に新しいスレッドを作って投稿した。
『今日の獲物ちゃんでーす。さあ、お前ら要望を言え』
 そこは男と同じ嗜好を持った者の集まる掲示板だった。彼らはそこでお互いに戦果を報告し、歪んだ心を満たしているのである。
 男の書き込みに対し、さっそく色んなレスが返ってくる。
『おー。芸術ですねえ。』
『雑誌の表紙を飾ってても違和感ねーな!』
『裏表紙は事後ってわけか』
『そんな雑誌あったら買うわ絶対』
『お前らレス早すぎだろww とりあえず失禁させろ』
『おwまwえwわw 歪みねえなw』
『いつもそれじゃつまらないから脱糞させようぜ!』
『脱糞は却下。俺の趣味じゃない』
『拒否られた(´;ω;`)』
『どんまいwwww』
『どんまいwwww』
『どんとまいんど』
『どんまいって言われると嬉しいけど、どんとまいんど、って言われると馬鹿にされてる感じがするな』
『あっ、おまえなんてことを!』
『↑×3 まじでごめん。キミのレスだったのか。上のは冗談だからね』
『(´;ω;`)』
『ないちゃだめー!』
『ちょっとやめなさいよ男子ー』
『さっちゃんがかわいそうでしょー』
『おまえら俺をおいて茶番してんなよ(´・ω・`)ショボーン』
 自分とは関係ないところで盛り上がっている掲示板を見て、男は溜息を吐いた。結局要望は「とりあえず失禁」以外書き込まれていない。
 男はやれやれと思いながらも、ショーツを脱ぐに脱げない背を向けた少女の方を見た。

 その白い背中の、わき腹から少し内側に向けて、手に持ったナイフを突き立てる。

首狩りの殺人鬼4

 ナイフはまるで始めからそこに刺さっていたかのように、少女の身体に潜りこんだ。
 それと同時に、少女の股間から黄色い液体が零れ始める。
「えっ……うそっ」
 思わず声をあげ、股間を抑えようとした少女だが、それよりも男の処理は迅速だった。
 うなじ辺りの首筋に小さなナイフを垂直に突き立てる。びくん、と一瞬彼女は痙攣して、身体全体の動きを止める。
 ぱくぱくと口が開閉するが、そこから声は零れなかった。
「……悪いな。全部脱がせてからのつもりだったが……予定変更だ」
 男がそう少女にいう間にも、少女の失禁は続き、彼女の足元に黄色い水たまりを形成する。
 一歩引いたところから男はその様子を写真に収めた。
 ナイフを突き刺した個所からは血は滲む程度にしか出ていない。男が完璧な精度で刃を突き立てたからだ。
 少女が身体が動かない恐怖で内心震えているであろうことを無視して、男は取った写真を掲示板にあげる。
『ほれ、これが欲しいんだろ?』
『ヤッホー――――――――! 最高だねえ!』
『ナイフが冗談みたいに刺さってるなw』
『この技術は継承したい……』
『首にも刺さってるけど、これ、もう死んでるの?』
『殺してねーよ。俺の技術なめんな。それより次は?』
『じゃあ、いき、とめて』
『窒息させるってこと?』
『ナイフでやれとか要望が鬼畜www』
『さっちゃんは何気に酷い要望だすよねw』
『さすがにナイフじゃ無理じゃん?』
『やれるのか?』
 掲示板の書き込みを見た男は、要望を書き込んだ者ではなく、周りの反応に不満そうな感情を抱いた。
「おいおい……俺を誰だと思ってるんだ」
 男はそう呟きながら、細長いナイフを二本取り出す。
「正直専門じゃないが、そんな程度のこと、専門じゃなくたって出来るぜ」
 少女には全く訳が分からなかっただろう。
 だが、次の瞬間背中に二か所の痛みが発生し、呼吸が出来なくなったことで、嫌でも自分が殺されようとしていることはわかった。
 殺さないと言っていたはずなのに、と少女は苦しくなる意識の中で思う。
 そんな彼女に、男は耳元で囁いた。
「殺さないわけないだろ。俺は殺人鬼だぜ?」
 少女を殺すことは、彼にとっては当たり前で、当然の事実だったのだ。
「殺さないなんて、嘘に決まってるだろ? 人を信じるのはいいことだが、人を見て信じねーとな」
 そういって男はさらに追加のナイフを両手に構えた。

首狩りの殺人鬼5


 その後もナイフを刺し続け、すっかり少女の身体をハリネズミのような状態にしてしまった。
 少女はそれでも死ねず、呼吸出来ないことによる地獄の苦しみを長々と感じることになっていた。
 気絶しそうなものだが、男がナイフを刺す度に強制的に意識を元に戻されるのだから始末が悪い。
 苦しみながらも気を失うことも死ぬことも許されない少女は、すでにもういっそ殺されたいと思うようになっていた。
 そんな彼女の前に、男が回り込む。
「さて……おおっ、いい顔してるな」
 正面から取った写真を掲示板に投稿し、最後の仕上げにとりかかった。
 首筋に刺したナイフより上の部分にはナイフを刺していないので、彼女の顔は綺麗なままだ。もちろん涙や鼻水は垂れ流しのため、そういう意味では綺麗ではなかったが。
 男は柔らかいタオルを取り出すと、そのタオルで丁寧に彼女の顔を拭く。
「よし、綺麗になった。良かったな」
 にっこりと笑った男。少女がその笑顔に安心をおぼえるわけがなかったが、理解出来ないものを見たことによって、表情が恐怖から無に変わる。

 その瞬間、殺人鬼は手にした大型ナイフで少女の首を斬り飛ばした。
 
 くるくると回転しながら少女の首が空を回る。
 男はそれが地面に落ちる前に、手を伸ばして受けとめる。そして切り口を下にして、流れる血で首が汚れないようにしていた。
「おー。いい頭の重さだな。これなら使いやすそうだ」
 男は首から血が出なくなるまで待って、それからそれをタオルでくるんで自分の鞄に締まった。
 さらに立ったまま硬直している首なし死体を見ると、その全身に突き立てていたナイフを抜いて行く。死体はナイフが抜かれても立ちつくしたままだった。
「よし、帰るか」
 全てのナイフを抜き取ると、最後にもう一度死体の写真を撮り、男は死体から離れて行く。
 その途中、掲示板に最後の写真をアップする。

『殺人完了だぜ by首狩りの殺人鬼』


おわり

首狩りの殺人鬼 まとめ

『殺人鬼掲示板』シリーズ・『首狩りの殺人鬼』編です。
続きを読むからどうぞ。
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