FC2ブログ

黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

首狩りの殺人鬼1

 一瞬でターゲットの背後に忍び寄った彼は、その無防備な首筋にナイフを翳した。
 悲鳴をあげかけた口を塞ぎ、強制的に仰け反らせて白い喉を晒させる。冷たいナイフの腹をその喉に当てた。
「動かない方がいい。死ぬぞ」
 突きつけられた彼女はようやく事態が飲み込めたのか、身体を小さく震わせながらも指先一つ動かせなかった。
 そんな彼女の反応を注意深く観察しながら、その背後に張り付いた男はゆっくりと身体を離す。
 喉元へのナイフはそのままに、口を塞いでいた手が離れる。
「声をあげようなんて思わない方がいい。君が声を上げるよりも早く、俺のナイフは君の喉笛を切り裂く」
 男はもう一本のナイフを、逆側から彼女の細い首にあてた。二本のナイフによって首を固定された彼女は、もはやガクガクと身体を震わせてこの事態が過ぎ去るのを待つばかりだ。
「ふふ……さて、安心しろ。俺は己の美学に反することはしない男だ。だから、君が素直にいうことを聞けば命は助けてやる」
 彼女は背後の男の言うことを聞くしかなかった。たとえ男がなにを言っても、言うことを聞かないと言う選択肢はない。軽く周囲を見渡してみたが、助けに来てくれそうな人はいなかった。そもそもこの場所は人気が少ないことで彼女が気に入って早朝散歩ルートにしているからだ。
 だからこそ、付け込まれたわけだが。
「よくないぜ。こんなところを一人で歩いてちゃー。怖いひとが歩いてるかもしれないし……」
 その怖いひと筆頭の男が、にこやかに話を進める。
「さて、じゃあさくっと進めるか。そろそろ落ち着いてきた頃だろ」
 男は少女の心を把握しているのか、最初の衝撃が落ち着いてきた瞬間に話を進めた。
 反撃を考えさせないながらも、混乱はさせない絶妙な間合いの取り方だ。
「まずは上着のボタンを外せ」
 言いながら、皮を破らない程度にナイフを彼女の喉に当てる。ギリギリの恐怖に、少女の呼吸が止まる。
「はやくしろ」
 低く、鋭い命令。
 少女は思わず動き出していた。上から順番にボタンに手をかけ、外して行く。
 『服を脱げ』と言わなかったところに、男の巧妙な罠があった。もし直接的な言葉を使われていたら、極限状態にあった少女もすぐには行動に移れなかったかもしれない。しかし『ボタンを外す』という具体的な行動を示されたことで、思わず従ってしまっていた。
 ボタンを全て外したタイミングで、男がもう一度命令をする。
「よし、いい子だ。その上着を肩から滑らせて袖から腕を抜け」
 刃を突きつけられて、少し上を向かされている彼女は、それがどういう意図に基づいたものなのかわからないまま、言われるままに上着を脱ぎ落としてしまう。
 上半身下着姿になったところで、彼女はようやく自分が犯されようとしていることに気づいた。

首狩りの殺人鬼2

 彼女は自分の貞操の危機に気付いたが、元々どうすることもできない。
 そこに、男が囁く。
「安心しろ。俺はお前を犯そうとは思ってねえ。ただ、可愛い裸がみたいだけだ」
 なんなら、と男は矢継ぎ早に続ける。
「俺は君に指一本触れないと誓おう。なあに。ちょっと我慢すれば元通りの生活に、何の影響もなく戻れる。ちょっと恥ずかしいのを我慢すればいいだけだ。簡単だろう?」
 それが事実なのかそうでないのか、いずれにせよ、彼女に選べる道は幾つもなかった。
 震えながらも頷いて、恭順の意を示す。男はそれを確認してから、ナイフを喉元から離した。
 そして間髪入れずに、彼女のむき出しになった背中の中心に切っ先を合わせる。
「声を出したり、振り向いたり、なにか俺の指示に反するような事をしたら、殺すからな」
 逃げれるなんて思うなよ、と男は片方ナイフを彼女からみて数十メートル先の木に投げつける。それはいい音を立ててその木に突き立った。
「三十メートル以内なら動く的にだって百発百中だ。わかったな?」
 何度も頷く少女に、彼は満足そうに次の命令を出した。
「よし、次はスカートだ。そいつを脱げ」
 ここまでくれば直接的な表現を避ける理由はない。少女はもはやおとなしく従うしかない。
 震える指先で苦戦しながらも、スカートのホックを外し、ジッパーを引き下げる。
「手を離せ」
 男はそう命令し、少女は若干ためらいながらもスカートから手を離した。ぱさり、とスカートが彼女の足元に落ちる。
 下着姿になってしまった少女は、そんな自分の姿が周りに見られることへの恐怖でか、少し前かがみになっていた。
 男は楽しげに次の命令を出す。
「よし、次はブラだな。それを脱げ」
 それを脱いでしまえば、野外でおっぱいを晒すことになってしまう。当然彼女は躊躇する。
 そんな彼女の顔の横を鋭い刃が横切った。
 男が手に持ったナイフを彼女の顔の真横に突き出したのだ。一本の熱が彼女の頬を横切る。
 かすかに切り裂かれた頬から血が滲んだ。
「選べ。言うことをきくか、一生ものの傷を負うか」
 あまりにシンプルな二択。
 少女は慌ててブラを外そうと両手を後ろに回した。しかし、慌てる上に震える指先では上手く外せるわけもない。
 そんな焦りすら男にとっては楽しむ材料なのか、四苦八苦する彼女を眺めていた。
 やがて上手くいったのか、ホックが外れて、ブラが彼女の身体から離れる。
 歳の割りには立派に実ったそれがブラジャーの抑制を外れて、ぶるんと揺れた。

首狩りの殺人鬼3

 思わず両手で胸を庇う少女だったが、男はそんな彼女のむき出しの背中にナイフを突き付ける。
「ほい、さっさと次だ。その下着を脱げ」
 男は言いながら、ナイフを握っていない方の手で携帯を取り出した。それを少女に向け、写真を撮る。違法な改造をされているのか、シャッター音はしなかった。
 男の携帯には下着だけを身に付けた少女のハダカが写っている。男はその写真をとある掲示板に新しいスレッドを作って投稿した。
『今日の獲物ちゃんでーす。さあ、お前ら要望を言え』
 そこは男と同じ嗜好を持った者の集まる掲示板だった。彼らはそこでお互いに戦果を報告し、歪んだ心を満たしているのである。
 男の書き込みに対し、さっそく色んなレスが返ってくる。
『おー。芸術ですねえ。』
『雑誌の表紙を飾ってても違和感ねーな!』
『裏表紙は事後ってわけか』
『そんな雑誌あったら買うわ絶対』
『お前らレス早すぎだろww とりあえず失禁させろ』
『おwまwえwわw 歪みねえなw』
『いつもそれじゃつまらないから脱糞させようぜ!』
『脱糞は却下。俺の趣味じゃない』
『拒否られた(´;ω;`)』
『どんまいwwww』
『どんまいwwww』
『どんとまいんど』
『どんまいって言われると嬉しいけど、どんとまいんど、って言われると馬鹿にされてる感じがするな』
『あっ、おまえなんてことを!』
『↑×3 まじでごめん。キミのレスだったのか。上のは冗談だからね』
『(´;ω;`)』
『ないちゃだめー!』
『ちょっとやめなさいよ男子ー』
『さっちゃんがかわいそうでしょー』
『おまえら俺をおいて茶番してんなよ(´・ω・`)ショボーン』
 自分とは関係ないところで盛り上がっている掲示板を見て、男は溜息を吐いた。結局要望は「とりあえず失禁」以外書き込まれていない。
 男はやれやれと思いながらも、ショーツを脱ぐに脱げない背を向けた少女の方を見た。

 その白い背中の、わき腹から少し内側に向けて、手に持ったナイフを突き立てる。

首狩りの殺人鬼4

 ナイフはまるで始めからそこに刺さっていたかのように、少女の身体に潜りこんだ。
 それと同時に、少女の股間から黄色い液体が零れ始める。
「えっ……うそっ」
 思わず声をあげ、股間を抑えようとした少女だが、それよりも男の処理は迅速だった。
 うなじ辺りの首筋に小さなナイフを垂直に突き立てる。びくん、と一瞬彼女は痙攣して、身体全体の動きを止める。
 ぱくぱくと口が開閉するが、そこから声は零れなかった。
「……悪いな。全部脱がせてからのつもりだったが……予定変更だ」
 男がそう少女にいう間にも、少女の失禁は続き、彼女の足元に黄色い水たまりを形成する。
 一歩引いたところから男はその様子を写真に収めた。
 ナイフを突き刺した個所からは血は滲む程度にしか出ていない。男が完璧な精度で刃を突き立てたからだ。
 少女が身体が動かない恐怖で内心震えているであろうことを無視して、男は取った写真を掲示板にあげる。
『ほれ、これが欲しいんだろ?』
『ヤッホー――――――――! 最高だねえ!』
『ナイフが冗談みたいに刺さってるなw』
『この技術は継承したい……』
『首にも刺さってるけど、これ、もう死んでるの?』
『殺してねーよ。俺の技術なめんな。それより次は?』
『じゃあ、いき、とめて』
『窒息させるってこと?』
『ナイフでやれとか要望が鬼畜www』
『さっちゃんは何気に酷い要望だすよねw』
『さすがにナイフじゃ無理じゃん?』
『やれるのか?』
 掲示板の書き込みを見た男は、要望を書き込んだ者ではなく、周りの反応に不満そうな感情を抱いた。
「おいおい……俺を誰だと思ってるんだ」
 男はそう呟きながら、細長いナイフを二本取り出す。
「正直専門じゃないが、そんな程度のこと、専門じゃなくたって出来るぜ」
 少女には全く訳が分からなかっただろう。
 だが、次の瞬間背中に二か所の痛みが発生し、呼吸が出来なくなったことで、嫌でも自分が殺されようとしていることはわかった。
 殺さないと言っていたはずなのに、と少女は苦しくなる意識の中で思う。
 そんな彼女に、男は耳元で囁いた。
「殺さないわけないだろ。俺は殺人鬼だぜ?」
 少女を殺すことは、彼にとっては当たり前で、当然の事実だったのだ。
「殺さないなんて、嘘に決まってるだろ? 人を信じるのはいいことだが、人を見て信じねーとな」
 そういって男はさらに追加のナイフを両手に構えた。

首狩りの殺人鬼5


 その後もナイフを刺し続け、すっかり少女の身体をハリネズミのような状態にしてしまった。
 少女はそれでも死ねず、呼吸出来ないことによる地獄の苦しみを長々と感じることになっていた。
 気絶しそうなものだが、男がナイフを刺す度に強制的に意識を元に戻されるのだから始末が悪い。
 苦しみながらも気を失うことも死ぬことも許されない少女は、すでにもういっそ殺されたいと思うようになっていた。
 そんな彼女の前に、男が回り込む。
「さて……おおっ、いい顔してるな」
 正面から取った写真を掲示板に投稿し、最後の仕上げにとりかかった。
 首筋に刺したナイフより上の部分にはナイフを刺していないので、彼女の顔は綺麗なままだ。もちろん涙や鼻水は垂れ流しのため、そういう意味では綺麗ではなかったが。
 男は柔らかいタオルを取り出すと、そのタオルで丁寧に彼女の顔を拭く。
「よし、綺麗になった。良かったな」
 にっこりと笑った男。少女がその笑顔に安心をおぼえるわけがなかったが、理解出来ないものを見たことによって、表情が恐怖から無に変わる。

 その瞬間、殺人鬼は手にした大型ナイフで少女の首を斬り飛ばした。
 
 くるくると回転しながら少女の首が空を回る。
 男はそれが地面に落ちる前に、手を伸ばして受けとめる。そして切り口を下にして、流れる血で首が汚れないようにしていた。
「おー。いい頭の重さだな。これなら使いやすそうだ」
 男は首から血が出なくなるまで待って、それからそれをタオルでくるんで自分の鞄に締まった。
 さらに立ったまま硬直している首なし死体を見ると、その全身に突き立てていたナイフを抜いて行く。死体はナイフが抜かれても立ちつくしたままだった。
「よし、帰るか」
 全てのナイフを抜き取ると、最後にもう一度死体の写真を撮り、男は死体から離れて行く。
 その途中、掲示板に最後の写真をアップする。

『殺人完了だぜ by首狩りの殺人鬼』


おわり

首狩りの殺人鬼 まとめ

『殺人鬼掲示板』シリーズ・『首狩りの殺人鬼』編です。
続きを読むからどうぞ。
カウンター
プロフィール

夜空さくら (旧HN:黒い月)

Author:夜空さくら (旧HN:黒い月)

はじめに
当ブログは猟奇・グロ系の18禁小説ブログです。関連の同人誌・版権物のレビュー、個人的な語りなども書きます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

『このブログについて』
・当ブログについてです。

『twitter』
・管理人のツイッターです。取りとめのないことを呟いています。

管理人運営の姉妹ブログ一覧
『黎明媚態』(露出・羞恥系)
『黄昏睡蓮』(猟奇・グロ系)
『白日陰影』(箱詰・拘束系)
『夕刻限界』(時間制御系)
『極夜天蓋』(催眠・改変系)
『東雲水域』(性転換交換系)
『星霜雪形』(状態変化系)
『異種祭祀』(異種姦系)

『pixiv』
・イラストは全て3Dカスタム少女を使用し作成して投稿しています。基本は小説の投稿です。

『ノクターンノベルズ』
・一部の小説をこちらでも掲載しております。
カテゴリ