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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『絞殺』1

 軽くスナップをきかせて描いた円の中に、彼女の首を収める。
 背を向けていた彼女は一瞬だけ視界を横切ったそれを、不思議そうな目をして見ていた。
「――ぐぇっ!」
 一瞬後、首に食い込むそれによって悶絶し始める。首に食い込むそれを外そうとしているのか、指をかけようとするものの、ワイヤーのごとく細いそれに指をかけることなんて出来ない。そもそも肉に食い込んでいてひっかけることなんて出来るわけがないのだ。
 俺はさらに力を込めて左右に腕を引っ張る。両手に巻いたワイヤーが自分の肉に食い込まないよう、特殊なグローブで両手は覆ってある。
 さらに締めあげられた彼女の口が勝手に開き、何かを口にしたようにも思えたけど、気道も頸動脈も何もかもが圧迫された状況では何を口にすることも出来ない。やがて頸動脈が圧迫されることで血流が完全に止まったのか、意識を失ったようだった。手足は勝手にぴくぴく動いているが、それは断末魔の足掻きだった。
 彼女の反応がなくなったことを悟ると、俺はさらに渾身の力を込めてワイヤーを引き絞る。ワイヤーが肉に食い込む鈍い感触が手に伝わってくる。それをさらに引き絞ると、ついに彼女の首がワイヤーによって切断された。血飛沫をあげながら、彼女の首が地面に落ちて転がる。彼女の身体の方といえば、身体を制御する首を失ったことで力を失い、その場に膝をついてしまった。切り取った首の切り口から血が溢れ、彼女の来ていた服を汚していく。さらには死に至ったことで筋肉が緩んだのか、股間から生温かい湯気が立ち上った。
 切断用のワイヤーだったし、こちらの腕力も増していたとはいえ、まさかここまで簡単に切断出来るとは想ってもみなかった。
 俺はワイヤーの威力に感服しつつ、転がり落ちた彼女の頭部を拾い上げて、その切り口を彼女の首側の切り口に合わせる。そうしてしばらく動かずにいると、切り口同士が結合して、元のように修復される。さらに吹き出していた血も元通りに戻っていき、白目をむいていた彼女の目が元のようにまっすぐ前を向く。もうよさそうだと判断したところで彼女の頭から手を離す。
「……ぁっ」
 喉が完全に修復したんだろう。小さく声があがった。状況を把握したのか、彼女の視線がうっとりとしたものになり、その手が治ったばかりの首筋を撫でる。
「……んー、結構気持ちよかった、です。けど、苦しくなってすぐ意識がなくなっちゃうのが残念ですね」
 首を絞められた感想を無邪気に口にする栄巳ちゃん。
「俺としてもそれがいまいちだった……首が切断されるまで引いてみたはいいけども、君の反応がないとつまんないし」
「どうにかしないとダメですね」
 スカートの裾を払いながら立ち上がり、彼女はのほほんとそう口にした。
「やっぱ、ワイヤーで締めるのがダメだったのかな」
 首締めといえば某有名な仕事人だから、ワイヤーを準備してみたのだけど。
「もうちょっと太い縄のしたらどうでしょう? そしたら私も指かけて抵抗できますし、時間もかかって殺してる!って実感が出るかもですよ?」
 キラキラした目で何言ってるんだろうか、この子は。
「いや……まあ、強く否定はしないけども、俺は別に特別殺したがりって訳じゃないからな……死ぬのを見るのは好きだけど」
「それって立派な殺したがりじゃないですか?」
 笑う彼女は本当に爽やかで、こんな彼女が殺されたがりだなんて誰も思わないだろう。
 今日も今日とて俺と彼女は殺人プレイに勤しんでいた。
 
 
 
 
~続く~
 
 
 
 

殺人プレイ『絞殺』2

 天井に設置されたウインチのようなものから、鎖が垂れ下がっている。
 それを見た栄巳ちゃんは感心したような声をあげた。
「わー、これ、作ったんですか? 凄いですね」
「ナノマシン技術があればそんなに難しいことじゃなかったよ。むしろ、建物自体の強度が足りるかが心配だった」
「大丈夫なんですか?」
「うん。まあ大体だけど米袋を抱えた俺が重くなっても平気だったから、栄巳ちゃんが暴れても壊れることはないと思うよ」
「そうですか……それなら、遠慮せずに苦しめますね!」
 天真爛漫な笑顔でそんなことをいう栄巳ちゃん。一昔前なら重度のどM的な発言だけど、いまじゃそこまで異常な話でもない。
 俺はリモコンを使ってそのウインチを稼働され、鎖を先端を降ろしながら彼女に向けて言う。
「それじゃあ、とりあえず服は全部脱いでもらえる?」
「はーい」
 さすがというか、恥じらいの様子はあまり見せず、栄巳ちゃんは服をぽんぽん脱いでいく。皺になったり汚れたりしないように畳んで部屋の隅の箱の中にしまいこんだ。
 裸身を晒した彼女は美しいと素直に思う。
「それじゃあ、まずはこれを首に巻いて」
「……? 首輪、ですか?」
 手渡された太い革の首輪を見て、栄巳ちゃんは首を傾げる。どうしてそれを渡されるのかがわからなかったんだろう。
「鎖で吊るすんじゃないんですか?」
「それも考えたんだけどね。鎖だとロープと一緒で、一気に意識が落ちちゃうことがあるからさ」
 その点、首輪なら首全体にテンションがかかるから、呼吸制御という意味で考えるとこちらの方が都合がいい。
 素裸に首輪だけを点けた彼女はそれだけでも扇情的で、普通に襲いかかってもいいかなという気分になる。だけど、結局俺も彼女も一番気持ち良くなれるのは殺人プレイだと知っているから、普通に襲いかかるなんて勿体ないことはしないつもりだった。
「よし。じゃあウインチの真下に行って」
「この辺り……ですか?」
「そうそう。で、この鎖の先端を……と」
 ウインチから垂れさがっている鎖の先端を、首輪の方のDの字型金具に引っ掛ける。まだ長さに余裕があるから栄巳ちゃんが普通に立っていれば首が締まるということはない。
 俺はそんな彼女から少し離れた。
「それじゃあ、行くよー」
「……はい」
 すでに栄巳ちゃんは興奮しているようで、期待しているような目で、俺が手に持つリモコンを見詰めている。期待に応えるように、彼女からもわかるように上昇スイッチを押しこんだ。
「……っ」
 鎖の余裕がなくなり、早速彼女の首に力がかかる。だが、まだ背伸びをすれば余裕なくらいだ。首がキツくて苦しい、という程度で止まっている。
 爪先立ちで辛うじて地面に届くレベルなため、彼女の身体は不安定にふらふらと揺れていた。かかとの高いヒールでも履いたらこんな感じになるのかもしれない。
 それを見ているのも面白いが、さっさと先に進むとしよう。
 俺がスイッチを押しこむと、彼女の身体が浮き上がる。
 
 
 
 
~続く~
 
 
 
 

殺人プレイ『絞殺』3

 栄巳ちゃんを空中に持ち上げた鎖が、軋んで音を立てる。
「ぐぇ……っ」
 気道を圧迫されてか、栄巳ちゃんが小さな呻き声を上げる。その身体はどんどん浮き上がり、どんなに彼女が体を伸ばしても地面に足が付かなくなった。
 栄巳ちゃんは首輪に指をかけ、少しでも楽になろうとするが、もちろんそんなことで楽になることはない。
 だんだん顔を赤くし始める彼女に向けて、俺は呼びかけた。
「栄巳ちゃん。そうするより、鎖を持って身体を持ち上げた方がまだ楽になると思うよ」
 俺に言われるがまま、栄巳ちゃんは頭上の鎖を握って身体を微かに持ち上げる。けれども所詮は女性の力。ナノマシンで強化でもしない限り自重を支えるのには限度がある。ちなみに、栄巳ちゃんのナノマシンは肉体的強化という方面ではあまり優秀なものではない。ナノマシンの得意な方面は個人差があるから何とも言えないのだけど、少なくとも栄巳ちゃんのそれは損傷には強いが強化と言う面ではやや劣る。決して優秀じゃない俺のものより劣るくらいだ。
 だから、あくまで彼女は自分の身体の元々の力だけで自分を持ちあげなければいけないわけで……それは彼女のような細腕ではかなり厳しいものがあるだろう。しかもいまの状態はかなり不安定な体勢だ。いくら彼女が頑張っても限度がある。
「ぅ……ぅ、くっ……」
 プルプルと彼女の腕が震えている。俺はそんな彼女の様子を楽しみつつ、無防備に晒されている彼女の胸に触れた。
「ひゃぅ、ぐぅっ」
 一瞬咄嗟に手で庇おうとしたのか、彼女の手が緩んで首が締まる。変な声をあげていた。
 俺は笑いながらその二つの乳房を背後から手を回して揉みほぐす。
「っ、あっ、あぅ、ふぅっ」
 必死に自分の体重を支えながら、刺激に耐える栄巳ちゃん。体が揺らされるせいで、首輪にかかる力も強くなっているはずだ。彼女の手は力の入れ過ぎで白くなり、徐々に気道がしまっているのか彼女自身の呼吸も荒くなってきた。
「ふふっ、結構頑張るね」
 だが、いくら頑張っても終わりは来る。どう足掻いたって永遠に身体を支えることなんて出来はしないのだ。
 彼女の呼吸が止まる。
「っ、う、ぅ、ウゥ……」
 唸り声しか出なくなった。それもすぐに消える。完全に首に体重がかかり、首輪が食い込んでいく。
 乳首は触れてて明らかに固いとわかるほどになり、指先で弾くと彼女の身体がびくんと震えた。
「……っ、……っっ」
 空気を求めるように彼女の口が動き、身体全体が痙攣を始める。どうやらいよいよ窒息してきたらしい。
 俺は少し離れて彼女の前に回る。彼女は身体を震わせながらもがき始めた。
「が、ぅ、ぁっ、っ、く、ぁ」
 足が地面を求めて前後に動かされる。
 けれど、彼女の足が地面を捉えることはもちろんない。
 
 
 
 
~続く~
 
 
 
 

殺人プレイ『絞殺』4

 じたばたと足掻く彼女の姿は、見苦しいものかもしれない。
 けれど、生を求めて足掻く身体の、いわば生への執着と言うものは実に輝いて見えた。例え彼女が死にたがりの――否、殺されたがりの人間だとしても、その輝きは損なわれることはない。それくらい、『生きよう』とする意思は輝いているのだ。
 なんて、俺がいうのもおかしな話だが。
 栄巳ちゃんはどんどん首が締まって苦しくなってきたのか、身体を大きく痙攣させながらなんとか身体を持ち上げようと必死だ。けれど、すでに限界以上に酷使した腕はまともに動かないに違いない。腕から力が失われ、だらりと力なく垂れさがる。それでも暫く身体は痙攣したけど、不意にその動きが止まった。
 彼女の足を伝って黄色い物が零れて行く。首つりは決して綺麗な死にかたではない。排泄物を垂れ流しながら死に至るその様は、身体全体の損傷が激しくない分、その面の酷さが際立ってある種凄惨な光景を作りだす。
「……死んだの?」
 俺は反応はわかっていながら呼びかけてみた。もちろん彼女から返答はない。完全に窒息して死んでいる。うん、これはやっぱり興奮するけど、全く反応がないのはつまらないな。
「さて、と」
 次のプレイの準備を始めるべく、俺は来ていた服を全部脱ぎ捨て、用意しておいた短い縄を日本手に取った。それを使って彼女の足を折り曲げたまま伸ばせないように拘束する。これで彼女の脚がさらに短くなったのと同じだ。本当は切ってしまえば一番速いのだろうけど、それだと出血やら何やらの要素が大きくなるし、そのための刃物を用意するのも苦労する。
 俺は彼女の足の長さを半分にして、彼女の身体を抱きかかえるようにして持ち上げる。首輪にかかる重量が減ると、それを察したナノマシンが彼女を蘇生させる。
「……っ、かっ、ぐっ……ふぁ!」
 呼吸が再開され、彼女の意識が戻る。抱きかかえて支えているせいで、彼女の顔はすぐ目の前にあった。
 彼女は俺の姿を視界に捉えると、その顔に笑みを浮かべる。
「……あふぅ……わたし、しんでた?」
「ああ。見事な窒息死だったよ。興奮した」
「ん……」
 彼女と愛情の籠ったキスを交わしながら、俺はゆっくり彼女の身体を支えている力を抜いていく。そうすれば当然、また彼女の首に首輪が食い込んで行く。
 そして今回はさらに、下の方にも変化があった。
 俺のそそりたったペニスを、彼女の中に差し入れる。
「んあっ」
「……よーし、入ったな」
 この状態での出し入れは、さぞ彼女の首に負担がかかることだろう。彼女の脚は半分になっているから上手く俺の腰に絡めることも出来ないはずだ。
 つまり、彼女は苦しむしか選択肢がないのである。
 そんな残酷な現状を彼女が理解するのを見計らって、俺はピストン運動を開始した。
 
 
 
 
~続く~
 
 
 
 

殺人プレイ『絞殺』5


 上下に揺すれば当然首が締まるわけで、栄巳ちゃんはかなり苦しそうだった。その苦しむ様子がまた俺を興奮させるのだけど、そんなことにかまっている余裕は彼女にはない。
 空気を求めて鎖を手にし、少しでも首が締まらないように身体を持ち上げようとするのが精一杯だ。俺が上に突くのと同時に空気を吸うなどして、一応なんとかぎりぎりの空気を取り入れることはできているようだが、それも儚い抵抗だった。
 だんだん力が入らなくなって来ているのがわかる。そこで俺は、自分の方の限界が近づいたと同時に、栄巳ちゃんの身体を、体重を乗せて思いっきり引き下げた。
「ぐ、ぇっ……――っ」
 思い切り首輪が首に食い込み、その呼吸を完全に止めさせる。意識まで一気に落ちてしまったら失敗だと思うところだが、上手い具合に空気だけを遮断したようだ。彼女の顔が真っ赤から青紫色に変色し、空気を求めて口が開く。泡を吹いて目が白眼に裏返った。
 さらに彼女の身体は激しく痙攣を起こし、それは俺がペニスを差し込んでいるあそこにも伝播する。いまだかつてない力で締め付けられた俺は、彼女の身体の一番奥に精子をぶちまけた。ドクッドクッと欲望を吐きだすペニスが脈動するのが、彼女に締め付けられたことではっきりと意識できる。
 やがて空気を失った彼女は死に至る。いままでぎゅうぎゅうに締め付けてきていた彼女の筋肉が緩み、腕が垂れ下がり、首がかくりと崩れる。
 俺は彼女の中からペニスを抜き取ると、彼女の足を縛っていた縄を切断してから、リモコンを使って彼女の身体を天井近くまで引き上げた。力を失った死体となった彼女の姿は、無様なようで、けれど、美しく感じられた。相当強い力が入っていたのか、縄の食い込んだ後がはっきりと残っていて、それすらもなんというか彼女を飾る装飾のように思える。
 暫し俺は、最愛の人の首吊り死体を眺めた。
 彼女の全てを自分のものにしたような、そんな充足感が胸に満ちている。


 出来ればずっと吊るしたまま、飾って置きたいくらいだったのだけど、さすがにそこまですることは出来ない。
 ウインチを操作して下に降りてきた彼女は、暫くそのまま放っておくと、ぴくりと体を痙攣させ、その意識を取り戻した。
「ん……っ、もう、終わり……?」
「うん、終わり」
 彼女の首に痛々しいほど食い込んだ首輪を外してあげると、その傷もすぐに修復して行ってしまう。
 全く、ナノマシン技術というのも凄いものだ。
「あー、気持ち良かった。あ、先輩。シャワーお借りしてもいいですか?」
「いいけど……」
 死んだことを平然と「気持ち良かった」といえる彼女は本当に特殊だと思う。いや、まあいまの世界でこういうのは結構ある性癖だけど。
 傷一つない裸のまま、浴室に向かう彼女を見送り、道具などの後片付けをしながら、俺は少し考え込む。
(んー、傷がすぐ治るっていうのはいいんだけど……なんだろう、この気持ち)
 何か、充足しているはずなのに、足りない物があるような。

 そんな、不満というほどでもない僅かな引っかかりを俺は胸のどこかに感じていた。
 
 
 
 
~殺人プレイ『絞殺』終わり~
 
 
 
 
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