FC2ブログ

黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。
月別アーカイブ  [ 2013年08月 ] 

殺人プレイ『斬殺』5

 一瞬の驚き、そして愉悦。
 目まぐるしく変わる栄巳ちゃんの表情は、殺されたが利の彼女に相応しい変化をしていた。
 切断面から血が噴き出し、咄嗟に栄巳ちゃんがその傷口をもう片方の手で抑える。噴き出す血は彼女の掌に辺り、周囲に広く飛び散った。
 その情景に誰よりも興奮したのは俺でも栄巳ちゃんでもなく、傍で見ていた柊山さんだった。
「ふおおおおおおお!!! ……って! ちょっとちょっといきなりすぎるよ! まだ撮影準備出来てないよ!」
 慌ててカメラを動かし始める柊山さんを尻目に、俺は片腕を失った栄巳ちゃんに近付くと、その片腕が無い身体を抱きしめる。
「栄巳ちゃん、痛い?」
 痛くないはずもないがそう問いかけてみる。栄巳ちゃんはにっこりと笑った。
「はい、痛いです。でも、すごい切れ味だから前のチェーンソーよりは痛くないです」
 それはつまり、まだまだいけるということだ。
「それは良かった」
 俺は彼女の身体を片腕で抱きしめながら、背中側から彼女の残った腕を肩口で斬り捨てる。勢い余って自分の体もちょっと傷ついたけど、その痛みが彼女の受けている痛みを追体験しているようで、むしろ興奮が高まる。
 むしろそれにびっくりしたのは栄巳ちゃんの方だった。
「せ、先輩! 怪我しちゃってますよ!」
 自分は両腕を失っているのに、その喪失感に浸るでもなく、明らかに怪我の度合いじゃ低すぎる俺のことをまず心配する。
 本当に、栄巳ちゃんは最高の彼女だ。
「だいじょーぶ。俺にだってナノマシンはあるんだから。これくらいすぐに治るよ」
 ぶっちゃけ、ちょっと思った以上に深く切った所為で腱が切れかけてしまったが、そこだけはすぐに治した。腕が使えないんじゃ困るしね。
 栄巳ちゃんは俺を案じて表情を曇らせていたが、そんな風に可愛い反応をされたら我慢出来ないじゃないか。
「ちょっと、ごめんね」
 俺は両腕を失ってその分軽くなった彼女の身体を、ナイフを持っている方の腕で抱え上げるようにして持ち上げる。もし両腕があったら彼女も俺にしがみついていただろうけど、しがみつくための腕がないのでちょっとふらついた。
「よーし……じゃあ、行くよ」
 俺は空いた片方の腕を振るう。アッパーカットの軌道で繰り出した拳は、見事彼女の膣を捉え、勢いそのまま彼女の奥まで貫き通した。
「ぎゃあああああああああああああああ!!」
 さすがの栄巳ちゃんも、切れ味鋭いナイフの痛みに慣れていたところに強引なフィストファックの衝撃を受け、潰れた悲鳴を上げて足をのたうたせて暴れる。
 そこですかさずナイフを振るい、彼女の両足を切り飛ばした。傷口から血をふりまいて暴れる彼女。切断された方の足も、数秒ではあったけど、まるで陸に水揚げされた魚のように動いていた。
 一気にその場が凄惨な現場になる。柊山さんはもはや声も出ないという様子だった。
 腕一本で彼女の身体を支えるのは中々の重労働だ。いくら四肢を飛ばしたとはいえ、さすがにキツイ。
 もっと深くまで刺せば安定すると考えた俺は、彼女の身体の中で無理矢理手を開き、周りの肉をずたずたに引き裂きながら手首を回転させ、彼女の体内をめちゃくちゃに掻き回す。
「ぐぇ、がっ、ごふっ、げえぇっ!」
 体内をかきまぜられて無事でいられるわけもなく、栄巳ちゃんは凄い声を上げて口から血と肉片混じりの吐瀉物を吐きだした。必然、俺にもそれがかかるわけだけど、気持ち悪いと言う感触は湧かなかった。俺は彼女を愛しているのだから、それの血と肉片や吐瀉物を気持ち悪く思うわけもない。
 肘のあたりまで彼女の身体の中に腕を入れるとさすがに安定する。掌に心臓の鼓動を感じた。
「……よく、頑張ったね」
 もはや虫の息である彼女の、弱々しく脈動する心臓を撫でながら、俺はそう優しく呼びかけた。
 茫洋とした目で俺を見返した栄巳ちゃんが、微笑む。さすがの精神力だ。普通の人間ならとっくにショック死しているだろうし、生きていても反応出来ることはないだろう。
 ちょっと体勢的に辛いものはあったけど、俺は自分の腕で奥まで貫いた栄巳ちゃんと、キスを交わした。
「愛してるよ」
 そう呟いて、それを栄巳ちゃんが理解しただろうタイミングで、俺は栄巳ちゃんの心臓を握り潰す。
 彼女の全身が大きく痙攣する。それと同時に俺は彼女の首を斬り飛ばした。
 切り飛ばした勢いで空中に浮かぶ彼女の首を、ナイフを捨てた手で抱きしめながら、身体を貫いていた方の腕を振り、彼女の胴体を地面に叩きつける。
 水袋を落とした時のような鈍い音がして、血が六つの傷口から噴き零れた。
 胸の中に抱きしめた彼女の頭を撫でながら、俺はやっぱりこの子が大好きだと言う想いを新たにしていた。

 周囲を栄巳ちゃんの身体から溢れだした血が赤く染め上げていた。
 
 
 
 
~殺人プレイ 『斬殺』 終わり~
 
 
 
 
 
カウンター
プロフィール

夜空さくら (旧HN:黒い月)

Author:夜空さくら (旧HN:黒い月)

はじめに
当ブログは猟奇・グロ系の18禁小説ブログです。関連の同人誌・版権物のレビュー、個人的な語りなども書きます。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

『このブログについて』
・当ブログについてです。

『twitter』
・管理人のツイッターです。取りとめのないことを呟いています。

管理人運営の姉妹ブログ一覧
『黎明媚態』(露出・羞恥系)
『黄昏睡蓮』(猟奇・グロ系)
『白日陰影』(箱詰・拘束系)
『夕刻限界』(時間制御系)
『極夜天蓋』(催眠・改変系)
『東雲水域』(性転換交換系)
『星霜雪形』(状態変化系)
『異種祭祀』(異種姦系)

『pixiv』
・イラストは全て3Dカスタム少女を使用し作成して投稿しています。基本は小説の投稿です。

『ノクターンノベルズ』
・一部の小説をこちらでも掲載しております。
カテゴリ