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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『轢殺』2

 体験会には俺達と同じ殺人プレイ同好会のメンバーがたくさん集まっていた。
 基本的に殺人プレイは二人じゃないと出来ないから、カップルが多い。たまに男性同士とか女性同士の集まりもいるが……。
 とある女性同士のカップルの片方は人形が吹っ飛んだだけで自分がこれからどんな風に死ぬのか想像してしまったのか、物凄く発情した顔をしていて、パートナーの女性に思いっきりディープキスをされていた。なんとも倒錯的なカップルだが、両方幸せそうなのでいいのだろう。
「先輩先輩! 早く近づいてみましょうよ!」
 俺は栄巳ちゃんに手を引かれて、観覧席から線路が引かれている舞台へと向かう。
 無邪気な栄巳ちゃんの様子を周りが微笑ましく見守っているのがわかって、なんとなく俺の方が気恥ずかしかった。
 列車に近づくと、その中から柊山さんが現れる。
「やあ! 君たちも来てくれたんだね! 機械を使ったプレイだから、君たちは来ないかと思ってたよ」
「いえ……まあ、色々考えまして」
 俺は機械を使ったプレイは好きではない。殺人プレイだからこそ、俺が殺したという実感を得たいからだ。機械を使うとそれが薄れてしまう。
 そんな俺のことをよく理解している栄巳ちゃんは、俺のフォローのつもりなのか、一生懸命庇ってくれた。
「私が無理を言って付いて来て貰ったんです! だって轢殺なんて珍しい殺し方、このチャンスを逃したら出来ないかもしれないじゃないですか!」
 栄巳ちゃんはそんな風に堂々と説明する。その無邪気さが少しだけ羨ましかった。
 柊山さんは少しだけ苦笑する。
「そうだね。でも、まあ安心してくれ。今回のこれは予算的にかなり格安だからね。いずれ第二回とか第三回とか、出来れば定期的に開催したいと思ってるんだ」
 殺人プレイをかじった者なら、この殺し方は一度やってみたいものだろうし、と柊山さんは言った。
 確かに、殺し方を色々調べていれば辿り着く方法のひとつだしな。
 栄巳ちゃんは定期的に開催するという柊山さんの言葉に、感激しているようだった。
「さすがです! やっぱり色んな殺し方が出来る方が楽しいですもんね! ねっ、先輩!」
「ああ、まあ、そうだな」
 色んなバリエーションがあった方が楽しいというのは否定しない。俺もそういうのは好きだ。
 それにしても、彼女が天真爛漫すぎるというのも困りものである。さっきから周りの暖かい視線がいたたまれない。
「そういえば今回の轢殺体験だけど、オプションであることをやってるんだ。良ければそっちもどうだい?」
 柊山さんが提案してきたオプションというのは、こんな大掛かりな装置を使ってやる必要があるのかわからないことだった。
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