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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

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殺人プレイ『轢殺』4

 栄巳ちゃんの足の肉がブチブチと音を立てて裂けていく。
 嫌な予感を覚えたが、いまさら止まるわけもない。栄巳ちゃんの腕も現界に達していたようだが、まだ千切れる様子がない。
 それはつまり、足の方が先に千切れることを意味していた。
 ブチン、という大きな音を立てて彼女の足が千切れ、彼女は列車に腕を引かれるまま、高速で彼方へとすっ飛んでいった。
「栄巳ちゃん!?」
 思わず声をあげた俺だが、列車は栄巳ちゃんを引きずったまますでに何百メートルも遠くへと行ってしまっていた。
 茫然としていると、周りで見ていた別の会員さんたちが一斉に歓声をあげる。
 目線を戻すと、そこでは見事バラバラに引きちぎれたもう一人の女性の姿があった。身体の中心から裂け、列車側に繋がっていた手と足だけがない。内臓をまきちらし、一瞬で絶命したようだ。
 それは俺たちが望んでいた形での死亡だった。
「あれ、もう一人の子、もしかして引き摺られていっちゃった?」
 観客の一人がそんな風に呟き、周りが少しざわめく。
 その時、俺はすでにもう片方のホームに向かって走り出していた。1000mはそれなりの距離だが、ナノマシン強化で身体能力が飛躍的に向上できる現代ならそれほどの距離ではない。線路に沿って全速で走った。線路には肉が引き摺られて出来た跡がくっきり残っている。地面にこすられたこともあって、肉片が至るところに落ちていた。
 500mの中間地点にあるホームを駆け抜け、最初にいた方とは反対側のホームへ急行する。
 ホームに辿り着いた俺が見たのは、1000m列車に引き摺られた挙句、列車の急停止によって列車の車体に叩きつけられる羽目になった栄巳ちゃんだった。
 もちろん地面に擦ったと思われる胴の原型はほとんど留めていない。首も途中で擦り千切れたのか、残っていなかった。
「……あちゃぁ……大丈夫かな」
 ナノマシンによる再生は魔法ではない。これだけ広範囲に身体を構築している肉片が散らばったとなると、中々労力を消耗してしまう。
「まあ、回収しにいくか……」
 俺はまだ繋がれていた栄巳ちゃんの腕の縄を斬り、彼女のなれの果てを抱えながら来た線路を戻る。栄巳ちゃんの身体の一部はドロドロと液体状に集まって合流しようとしていたので、時々地面に身体を置いてやって融合させる。
 やがてもう一度反対側に戻って来た時には、栄巳ちゃんの身体はほとんど体積は元に戻っていた。
 体積さえ揃ってしまえば、あとは栄巳ちゃんの十八番だ。すぐに再生が始まり、徐々に人間の形を取り戻していく。
 ようやく見れる程度に回復した栄巳ちゃんは、ぼんやりとした目で俺を見ると、嬉しそうにひっついてきた。
「……おはよう、栄巳ちゃん」
「おはようございます、先輩! 聞いてください! すっごい体験でした! 線路の上をずーっと引き摺られて、身体が徐々に擦り落とされていく感覚が……」
「うん、わかった。聞くから。聞くからとりあえず……服を着ようか」
 相変わらず微笑ましい視線を向けられながら、俺はそう栄巳ちゃんに言うのだった。
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