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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

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殺人プレイ『合殺』 まとめ

二人合わせてどうぞ。
続きを読むからどうぞ。
殺人プレイ ~合殺~
夜空さくら


 さて、非常に困ったことになった。
 僕は目の前に置かれた二枚の……いや、二つの『葉書』を前に、腕を組んで途方に暮れていた。
 片方の葉書の正体はわかっている。自分がそれを作ったのだから当然だけど。片方が僕の殺人プレイのパートナー、まりかさんであることは自分で送って、戻ってくるようにしたのだから当然だ。
 でも、それは一枚だけのはずだった。それがなぜ二枚に増えているのか……。
(考えてても仕方ないかな)
 僕はそう考え、まりかさんを戻すための作業に入ることにした。
 ミキサーを持ってきて、その中にエネルギーチャージ用のエナジーボールを何個も放り込む。一週間もの長時間この状態で居続けた彼女は相当エネルギーを消耗しているはずだ。死にはしないとはいえ、エネルギーはかなりの量必要だろう。
 僕は肉を切る用のハサミを持ってくると、それを用いて平べったい葉書をざくざく切り裂いていった。
 コーティング剤の解除液はまだ入れない。ミキサーにかけるときに一緒に入れるつもりだった。
 二枚の葉書のどちらがまりかさんなのかということはわからなかったので、どっちもまとめて切り裂いてミキサーの中に放り込む。なんだか和紙を手づくりしているような感覚だった。
 最後にコーティング剤の解除液を垂らして、蓋をする。
 ぽちり、とボタンを押すと、ミキサーは強力な力で中身をかき混ぜていく。特別なナノマシンで血の色を透明にしているから、中身は肉そのものの色に染まっていった。
 十分混ざったところで、ミキサーを止める。そしてその中身を透明のタッパーに移す。
 いつものタッパーだと溢れそうだったので、一回り大きなタッパーに入れた。それでも結構ギリギリの量だ。元に戻れるかちょっと心配だったけど、たぶん大丈夫だろうと結論付けた。
 コーティング剤の効果が切れて、ナノマシンが元の姿に戻そうと動き始める。タッパーの中でうぞうぞと動き、元の形に戻ろうと努力しているのが外からでもわかった。
 僕はそれをなんとなく眺めながら、一体誰が送って来られたのか。まりかさんのご両親も殺人プレイに興じていたときがあったそうだから、もしかするとまりかさんの母親かもしれない。
(そうだとしたら、きちんと挨拶しないといけないな……あ。そういえば戻してよかったのかな? 手紙も何も入ってなかったからなぁ……)
 一応念の為再度封筒を見てみたけど、それらしいものは一切入ってなかった。
 これはやはりもとに戻った人から聞けということなのだろう。
 そう解釈した僕は、まりかさんとその人が元に戻るのを待った。
 二人が元に戻った時、タッパーが歪むほど窮屈そうに二人の体は絡みあっていた。
 どちらが動いているかもわからないが、なんとか抜け出そうとしているのが伝わってきたので、僕はタッパーの蓋を開ける。それでも、あまりにぴったりとはまり込みすぎて、二人は出てこれないみたいだった。
 僕は二人の入ったタッパーを机の上でひっくり返し、プリンかなにかを容器から出すときのように、底の部分を軽く手の平で叩く。
 四角く固まったまま出てきた二人は、本当にプリンかゼリーかという状態だったけど、解放されたことを知ると、ばらけてその場に転がった。ぐったりしているが、まあすぐ回復するだろう。
 そして改めて二人を見て――僕は驚愕することになる。
「あ、あれ……? まりか、さん、じゃない……!?」
 驚いたことに、はがきになってうちに来たその二人は、どちらもまりかさんじゃなかった。
 似ても似つかぬ……というほどではないにせよ、明らかに別人だ。その上、その二人はどちらも同じ顔をしていた。双子、という奴だろうか。
「ちょ、ちょっと! 起きてください!」
 僕は混乱しながらも、とりあえず二人を起こすことにした。


 目を覚ました二人は、お行儀よく正座して深々と僕に向かって頭を下げる。
「「はじめまして。お初にお目にかかります」」
 ぴったり揃った息のあった挨拶に、僕は偏見かもしれないけど双子らしさを感じつつ、大事なことを尋ねる。このナノマシンに統制された世界で犯罪の可能性はなかったから、それは聞く必要がない。
「ええと……とりあえず、名前を教えてもらえますか?」
「「嫌です」」
 まさかの返答に、僕はあっけに取られた。
「ええと……呼ぶのに困るんだけど」
「「一号、二号でも、ポチでもタマでもご自由に」」
 あまりの清々しくもあっさりとした返答に、僕は頭が痛くなる。
「……ええと……わかった。とりあえず名前はおいておいて……何が目的なの?」
「「さて、何が目的だと思われますか?」」
 にやりという言葉が相応しい様子で、二人は笑う。僕は言われて、少し考えた。
(まりかさんとは明確に違うといっても、なんとなく似ている感じはするから……たぶんまったくの赤の他人ってわけじゃないと思うんだよね。年齢的に、妹とか従姉妹とかかな……そんな二人が、僕の元に送られてきた理由……まりかさんが戻ってきていない理由……そういえば、ちゃんと向こうでまりかさんは元に戻してもらえてるんだろうか? コーティング剤は適量塗ったから最悪の事態にはならないと思うけど……)
 僕はなんとなく、この二人の目的がわかった気がした。まりかさん自身なのか、それともご両親が勝手にしたことなのかはわからないけど、そこまでしてそういうことをされたいのだろうか。
 ニヤニヤと僕を見ている二人の様子を見る限り、間違いなさそうだ。僕はこっそりため息を吐く。おそらくは二人が望んでいる対応を取ることにした。
「素直に教えてくれないなら……体に聞こうかな?」
 拷問にかける。
 その意図の言葉を放った時、双子の来客はとても嬉しそうな笑みを浮かべた。
 


 拷問で口を割らせる。
 この言葉ほど、いまの世界で意味をなくした言葉もないかもしれない。どんな苦痛もナノマシンが完全統制することもそうだし、そもそもそんな犯罪行為が許されるような世界ではない。
 先ほど僕が口にした言葉も、普通は口にした途端警告が鳴り響いて、警察が訪ねてくるだろう。それがないということは、向こうがそれを受け入れているという証――ひとまず犯罪にはならないということさえわかれば十分だった。行動するのに支障はない。
 今の世界で拷問で口を割らせるというのは、要は、そういうプレイを通して、対象者を満足させるというだけのことだ。単なるプレイの一環だと思えば、これほど気楽なこともない。
 さて。
 僕はまりかさんの実家から送られてきた双子を、それぞれ調理用の紐で縛りあげていた。料理の下ごしらえをするときの感覚だ。
 双子は何もしゃべらなかったけど、どんなことをされるのかを楽しみにしているのがはっきりと伝わってくる。
 まったく見ず知らずの男に双子揃って体を委ねるなんて、変態にもほどがあるけど、殺人プレイに興じる自分が言えたセリフではないことは理解しているので、人のことを強くいうつもりはなかった。
 腕が使えないように上半身を縛り上げて、準備完了。
 僕はまりかさん用に作った拷問器具を取り出してきた。サイズ的にはミニチュアサイズだけど、まりかさんや、いまの双子には十分な大きさだ。
(そういえば……まりかさんの質量変化のナノマシンはかなり珍しいのに、この二人も小さくなっているってことは……この二人も同じナノマシンを持っているってこと?)
 そのあたりも、尋問する内容に含まないといけなさそうだ。
 まず最初に用意したのは、三角木馬。ある意味有名な拷問器具だろう。双子は目を輝かせてそれを見ている。
 僕は双子の脚、左右にそれぞれ二キロ近い重りを括り付けた。普通なら二キロなんて大した重さじゃないけど、いまの十分の一以下の大きさになっている双子にしてみれば、20キロ近い重りを括り付けられたのと同じだ。ほとんど自力では動けなくなる。
 そんな双子のうち、片方を掴みあげ、軽くうめき声をあげさせながら足を開かせ、三角木馬の上に置く。
「……ひ、ぎっ! い、イタイイタイ痛い!」
 さすがに性器に尖がった頂点が食い込む激痛はたまらなかったのか、乗せられた方が悲鳴を上げる。痛覚制御を切っているのだろう。わざわざそうしているのだから、内心楽しんでいるに違いない。
 もう片方はそんな彼女を見て、うっとりと期待を込めた眼差しをしていた。僕はそっちも掴みあげ、同じように三角木馬の上に、二人を向い合せの形で置く。
「ぎぅ……っ。……!」
 こちらはまだ悲鳴を堪えていた。双子とはいえ、まったく同じというわけではないらしい。
 僕はそう思いつつ、しばらく放置することにした。同じ三角木馬に載せられた二人は、これから互いに互いを痛めつけていくことになる。
 ギシギシと三角木馬のきしむ音がする。双子はなるべく動かないようにと努力していたけど、三角木馬の足は揺りかごのように弧を描いて地面に接しており、わずかな揺れも大きな揺れに増幅させてしまう。
 そんな状況でじっとしておくのは至難の技だ。
「いぎっ! う、動かないでください!」
「そ、そっちこそ……!」
 双子とはいえ、こんな状況でもあうんの呼吸でいられるわけではなさそうだ。
 僕はそんな二人に向かって最初の質問をする。
「とりあえず、それぞれの名前を聞こうかな」
「「…………」」
 とたんに口を閉ざす二人。息はバッチりのようだ。
「ん。わかった」
 僕は彼女たちが座っている三角木馬の機能のひとつを使う。
 ぱちん、と音を立ててスイッチを入れると、何もいうまいとしていた二人の口から、大きな悲鳴が零れる。
「「ぎゃあああああああっ!!?」」
 ガタガタと身体を震わせ、それが余計に彼女たちの身体に三角木馬が食い込む結果になっていた。
「電気木馬って奴? その背中に当たる部分には電流が流れるようになっているんだ。だから、スイッチを入れると、そうなる」
 急所に電流を流されて無事ですむわけもない。さらに重りのせいで食い込んでくる力は一際強いし。
 二人はほとんど白目を向きながら痙攣し、やがて二人揃って失禁してしまった。二人分の黄色い液体が垂れる。
「おっとと」
 僕は電流を切って、厚手のタオルで溢れたそれを拭う。漏電したら大変だ。血という液体が流れても平気だから、きっと心配はしなくても大丈夫なのだろうし、双子が感電死したからといってどうということはないけど、この三角木馬自体が壊れるのは困る。データは貰ってるから直せるけど、それとこれとはまた別の問題だ。
 息も絶え絶えに三角木馬の上で呻いている二人に、僕は改めて声をかけた。
「名前は?」
 二人は答えなかった。まだ不足なのか。
 僕はさてどうしたものかと考える。
 ならば、と一本の鉄串を取り出してきた。
 二人がまだ呼吸を整えてこちらに気づいていない間に、その身体をそれを使って貫く。まずは、腹部。
「「げほっ!」」
 二人まとめて貫いたために、二人の動きはますますシンクロするようになった。
 さらに鉄串を使って二人の身体を縫い止めていく。
「双子だもんね。合わせて、しっかり縫い付けてあげるよ」
 僕は何十もの鉄串を使って、二人をいろんな角度から突き刺し通した。一応即死するような箇所は避けたとはいえ、これだけ針山みたいにしたのだから、もはや力尽きるのも時間の問題だろう。
 鉄串を熱したり、鉄串でつり上げたり、色々思い浮かんだが、それをするには準備が少々大変だ。
 だから鉄串のフルコースはとりあえずこれで終わりにする。
 二人の頭を纏めて掴み、ぴったりと寄せる。二人は死にかけの眼で、お互いをみつめあっていた。
「仲が良くてなによりだよ」
 僕はまずひとりの後頭部から、鉄串を突き刺して、口から、出るように調整した。ぐるん、と目が回り、全身がびくびくと痙攣し始める。飛び出した先端を、今度はもう片方の口に入れ、そのまま後頭部まで貫き通した。
 びくんびくんと二人分の痙攣が三角木馬を揺らす。
 頭と頭の距離を団子みたいに寄せて、完成だ。壮絶な拷問の末の死のように、二人は鉄串によって繋ぎ止められたまま死んだのだった。
 その表情が恍惚としたものに見えたのは、決して僕の気のせいではないだろう。


「あたしはかすみと申します」
「わたしはみすずと申します」
 復活した二人は、それぞれそう名乗って頭を下げた。
 一度三角木馬にまたがらせて殺したためか、少し情報を開示してくれる気になったらしい。
 礼儀正しく正座して、ぴんと伸ばした背筋が美しかった。全裸だからどうしたっていやらしくなると思っていたけど、この二人ほどしっかり姿勢を正していると、そんな気持ちも薄れるのだから、姿勢というのは重要だ。
「二人は、まりかさんの妹さん?」
「「いいえ。私たちとまりか姉さんの間に血の繋がりはありません」」
 意外な答えが返ってきた。それにしてはかなり似ているように見えるけど……。
 そう思っていたら、それが二人に伝わったのか、そのことについて説明を加えてくれた。
「「私たちとまりか姉さんが若干似ているということについて疑問なのですね」」
「あ、ああ、うん」
「「そのことについては、私たちのナノマシンの持つ特化能力が影響しています」」
 二人は一瞬だけちらりと視線を交わした後、かすみと名乗った方が僕の方に向けて手を伸ばしてくる。
「あなたの特化能力は形態変化であるとお聞きしました」
「うん。そうだよ」
「試しに私に触れながら何か簡単な『形態変化』能力を使てみてください」
 言われて、僕は指を彼女に触れさせながら、反対側の指先をナイフに変化させる。
「これでいい?」
「はい。ありがとうございます。……ご覧ください」
 そういったかすみちゃんは、自分の指先を見るように促す。
 思わず見た僕の目の前で、かすみちゃんは自分の指先をナイフに変化させてみせた。
 驚く僕に対し、二人は悪戯が成功した子供のような笑みを浮かべる。
「「これが私たちのナノマシンの特化能力『模倣』です」」
 人のナノマシンの動きを完璧にコピーして、まったく同じ現象を起こすことができる。記憶機能はないので、目の前でやってみせてもらう必要があり、何でも出来るようになるわけではないらしいけど、それにしたって破格の性能だ。
「「私たちは昔からまりか姉さんのナノマシンを模倣して、小さくなって遊んでいました。そのため、次第に元の体もまりか姉さんに似たものに成長したようです」」
「そんなことってあるんだ……」
 ナノマシンの力は科学の力だけど、思わぬ影響が出るということはある。そもそもそれぞれの人によって特化する能力が発揮されるというのも、人によるということで、完全に操作出来ているというわけではない。
 だからこそ楽しいということもできるのだけど。
「さて……君たちのことは大体わかった」
 次の質問に移るとしよう。
 
 
~殺人プレイ『合殺』 終わり~
 
 
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