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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『植殺』 3

 溶けかけた瞼をこじ開けてみた先には、信じがたい光景がありました。
 半透明な袋に入れられたわたしが、全身から血を流しつつ、身体が半分溶けかかっている凄惨な光景が広がっていたからです。
 一瞬鏡かと思いましたが、違いました。
 それは右手側の食虫植物に捕食されたかすみの姿だったのです。水無さんがお互いの姿を見えるよう、両手を近付けてくれたようです。
 向こうはこちらの姿を見れているのかわかりませんが、自分もあのような凄惨な姿をしているのだと思うと、身体の奥が興奮してくるのがわかります。
 身体が自由に動いたのであれば、わたしは快楽を求めて自慰を行っていたことでしょう。けれど神経がズタズタになってしまったのか身体の自由は利かず、もどかしい思いをすることになってしまいました。
 しかし、それをも水無さんは解消してくれました。
 わたしたちが捕らえられている袋の内壁から、無数の細い触手のようなものが生えてきたのです。それらは消化液を纏い、蠢いていました。わたしたちの全身を余すところなく締め付け、纏わり付き、徹底的に嬲って来ます。
 ただでさえ傷だらけで死にかけていたわたしたちですが、それによってさらなる激痛を味わうことになりました。
 触手は体内にまで潜り込んできて、内臓を引っかき回してはかき回し、どろどろのヘドロ状にして零れだしてしまいます。
 ふと気づけば、私たちは身体の境界の区別も付かないような、肉塊へと変えられていました。顔だけは意図的に避けられていたのか、比較的無事ですが、首から下は酷いものです。
 骨も砕かれてしまったのか、もうどこか手で足なのかも判然としません。死んでいないのが不思議なくらいです。
 そんなわたしたちを遮っていた透明な壁が溶け合い、わたしたちは数時間ぶりに一緒になりました。とはいえ、身体は肉塊でしかありませんから、肉団子と肉団子が混ぜ合わされたみたいな感覚です。
 痛みの感覚も麻痺していましたから、相手の身体に触れているのかどうかもわかりません。ただ、目の前にかすみの顔があって、わたしと同じようにわたしを見ているのだろうことはかろうじてわかりました。
 ほどなくして、わたしたちを捕らえている袋が急速に縮んで来ました。わたしたちは二人一緒の肉団子になって、顔が互いの肉に埋もれてしまいます。
 もうなにも見えないし聞こえないので想像するしかありませんでしたが、おそらくはこのまま丸く固められた後、消化液に浸されてゲル状にされるのでしょう。
 死んでいるのか生きているのかもわからない感覚の中、わたしたちは静かにその意識を手放しました。

つづく
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