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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

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殺人プレイ『植殺』 おわり


「「まりか姉さんは明後日にもこちらに届く予定です」」
 ようやくプレイに満足してくれたのか、双子は素直に全てを話してくれた。
 それによるとまりかさんは少し遅れて送られてくるようで、待っていれば自然と帰ってくるらしい。その間は二人が僕の相手をしてくれるとのことだった。
「……最初から素直に言ってくれればいいのに」
 こう言ってはなんだけど、僕は別にプレイする相手を限定しているわけじゃないのだし、最初から全てを話してくれても普通に殺人プレイを行っていた。
「「拷問ごっこ、やってみたかったんです」」
 悪びれもせずそう宣言されてしまうと、元々なかったけど怒る気も失せるというもので。
「ああ、そう……」
 僕はそう呟くのが精一杯だった。
「ところでまりかさんは君たちがこっちに来て、僕と殺人プレイをするってことは知ってるの?」
「「はい。ちゃんとまりか姉さんの許可は受けました」」
「……そっか」
 なんとなくもやっとしたものを感じた僕は、そう呟いた。
 それを聞きとがめたのか、双子が妙な笑みを揃って浮かべる。
「「ご安心ください」」
「……なにが?」
「「私たちの恋愛対象は女性です。それを姉さんはよくご存じです」」
 さらりとカミングアウトされたけど、今時同性愛者は珍しくない。
 それよりもその言葉の意味とは。
「「加えて、私たちにとってまりか姉さんは姉さんですし、まりか姉さんの恋愛対象はちゃんと異性です」」
 思わず咽せた。
 こ、この子たちは。
「「水無さんにもワンチャンありますよ!」」
「ほっといてくれるかなぁ!?」
 とても大きなお世話だった。
 楽しげに笑って冷やかしてくる二人は、やっぱり女の子なんだなぁと投げやりに思った。


 とりあえずまりかさんが帰ってくるまで双子ちゃんと一緒に暮らすことになるのだけど、問題はろくに着るものもないということだ。
 まりかさんも基本は全裸だったし、小さな服は用意されていないのだ。
 すると双子は最低限服は用意するべきだと抗議してきた。
「いくらまりか姉さんが必要ないと言ったとしても、用意はすべきです」
「いつも丸見えではありがたみが薄れていくではありませんか」
 耳の痛い話だった。けれどそこまでお金が潤沢にあるわけでもない。
 どうしたものかと思っていると、二人は僕の古着を加工して小さな服を作り始めた。
「「小柄になることが出来るのですから、これくらいは淑女の嗜みです」」
 そう言って二人は器用に自分たちとまりかさん用の小さな服を作ってしまった。
 そうか、それを着てプレイをするわけじゃないし、普段使いの服ならわざわざナノマシンを利用して創らなくてもいいわけか。
 拷問器具やプレイ用の道具は、ただ小さくするだけだと強度が足りなかったので、職人の手を借りたけど、服なら普通に作ってもいいのだった。
 ともあれ、ふたりのおかげでまりかさんも着られる小人状態用の服がいくつも用意された。
「これだけあれば、しばらくは凌げるはずです」
「それまでに、ちゃんと新しい服を買ってあげてください」
 双子にそう言われ、僕は頷くしかなかった。
 双子はとても仲が良く、恋愛対象は女性だと公言していたが、もしやその相手というのは双子の姉妹なんじゃないだろうかと思うくらいだ。
 いまの時代、かなり自由な恋愛が許されているし、僕に差別意識はないから本当にそうであったとしても別にいいんだけど。
 双子ちゃんと一緒に暮らして良かったのは、まりかさんに関する昔話がたくさん聴けたことだった。
 まりかさんは昔からまりかさんだったらしい。
 美人だけど並の男よりも気風が良く、皆のリーダー的立ち位置だったそうだ。そんなまりかさんが殺人プレイにハマったきっかけは、事故がきっかけだったとか。
 大型トレーラーの事故に巻き込まれたまりかさんは、当然ナノマシンの力で再生したのだけど、どれほど知恵や勇気に自信があっても、一瞬でミンチになってしまう感覚が病みつきになってしまったのだという。
 その後、そんなまりかさんを見て同じように殺人プレイに目覚めた双子ちゃんとプレイにのめり込むようになったとか。
 なんというか、実にまりかさんらしい話だと思った。もしトレーラーの事故がなかったら、その方面の性癖が開花することはなかったんじゃないかと思うと、僕個人としては複雑な心境になる。
 もっとも、双子ちゃんたち曰く「「事故がなくても、いつか必ず開花してたと思いますよ。だってまりか姉さんですもん」」とのことだった。
 褒めてるんだか貶してるんだか。
 ともかく、双子ちゃんとの生活は思ったよりも穏やかに、時に殺人プレイに興じつつ過ぎていき、まりかさんが送られてくる日になった。
 
 
~殺人プレイ『植殺』 終わり~
 
 
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