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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

ゾンビ一丁あがり! 1


 こちらに向け、助けを求めるように伸ばしてきた両腕を、まずは切断する。

 下から上へ日本刀を振り、その白く細い柔腕を、肘の上辺りで切り飛ばす。
「う゛ぁ――」
 悲鳴のような、そうでないような。
 不明瞭な呻き声には耳を貸さず、今度は太ももを狙って刃を振るう。実にみずみずしい太ももだ。好きな人には溜まらないだろう。残念ながら目立つ位置に細かな傷はあるが、どうせ一度は切ってしまうのだから、問題は無い。あとで直せばいいのだ。
 俺の振るう日本刀は普通の日本刀ではなく、最新科学の粋を集めて作られたものだ。たとえ人間の太ももという、切りづらいものであろうと、やすやすと両断することが出来る。
 脚に支えられていた「それ」の胴体が地面にべちゃりと倒れ込む。もろに顔面から倒れ込んだから、傷がついていないか心配になった。
(うーん。もう少しやり方を考えた方がいいな……試行錯誤しなきゃ)
 折角綺麗なものを選んでも、捕獲する段階で傷がついてしまっては元も子もない。考えなければならないことは多かった。
 両手両足を失った「それ」は、それでもなおこちらに向け、這ってでも進んでこようとしている。幸い、地面に打ち付けた顔に傷はついていないようだ。
 俯せになっているそれの背中を踏みつけ、壊してしまわないように注意しながら、その口に枷を噛ませる。
 そいつの髪はその年頃にしては短い方だったので、巻きこむことをそれほど警戒する必要もなく、後頭部でベルトをきっちり締めることが出来た。
「……ふぅ。一体捕獲完了、と。うん。割と状態もいいし、これは高く売れるぞぉ」
 俺はどれほどの売値になるか期待しつつ、「それ」を背負っていた空のリュックサックの中にお尻が底に突くように納めていく。
 それでもなお暴れていたが、胴体だけの状態ではそれほど大きな挙動は取れない。
 リュックサックの蓋を閉め、外から太く丈夫なベルトで締め上げていくと、小さく蠢くだけの荷物になった。
 切り落とした両手と両足もきちんと回収する。四つ纏めて縄で縛り、リュックサックの脇にぶら下げた。
「さあて、撤収撤収~。ここはまた来てもいいなぁ」
 他のハンターに目を付けられなければいいのだが。
 俺が次に来る時まで、ここが見つからないことを祈りつつ、そこを後にした。
 すぐ傍にあるプールの中には、まだ何匹かの「それ」がいて、俺を追いかけようとしていたが、水の中からあがれないらしく、それこそ中途半端な行動ルーチンを組まれたゲーム内の「それ」のようだった。
 俺はその「それら」――ゾンビと貸した水着姿の女子高生たちの群れを置いて、その場を去る。

 そのうちの一体を「商品」として、リュックサックに背負いながら。

つづく
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