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黄昏睡蓮

猟奇系、グロ系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。毎日更新を目標にしています。

殺人プレイ『聖殺』 3


 まりかさんはその『白い袋』を広げて、不思議そうに首を捻る。
「これがプレゼント……? 何か、特殊なものなのかい?」
 彼女の性格からして、宝石とか貴重なものを欲しているわけではなく、単にただの袋はプレゼントというには不適格だという意味だろう。
 実際、僕だってプレゼントと言われて極普通の袋に見える袋を渡されたら、純粋に困惑すると思う。
「うん。クリスマスに白い袋、といえば……サンタさんだよね」
 せっかくクリスマスなのだから、クリスマスに関係のあるものを贈りたいと思ったのだ。
「まりかさんはブラックサンタの言い伝えって知ってる?」
「なんとなくはね。良い子にプレゼントを配って回る普通のサンタとは別に……悪い子を連れ去ってしまうだとか、靴下の中に炭を詰め込むだとか……そんな話だったかな?」
「うん。大体そんな感じ。あとは悪い子のベッドに豚の臓物をぶちまけるとかいう話も有名だね」
 その伝承を参考にしたプレイを考えていた。
 僕は席から立ち上がり、まりかさんの側に立つ。白い袋を手にしたまりかさんは、どこか期待するような目で、僕を見上げている。
「食事も終わったし……あとは僕たちらしい殺人プレイをしながら帰ろう」
「ふふっ……言うと思った。つまり、私はこの袋に入れるくらいの大きさになればいいんだね?」
 袋にどんな仕組みがあるのか、まりかさんは聞いてこなかった。
 実際に味わうのがてっとり早いと考えているのだろう。
 まりかさんも席から立ち上がり、テーブルに手を突く。その手が、どんどん小さくなって行った。
 程よく小さくなったタイミングで、まりかさんは床を蹴ってテーブルの上に昇り――テーブルに重みが加わる前に、人形サイズの大きさに縮んでいた。
 小さくなることで脱ぎ捨てられた形になった服が、一拍遅れて床に落ちる。下着も含めたそれを、僕は手早く拾い集め、ほどほどに折り畳んで鞄の中にしまった。
 テーブルの上には、小さくなったまりかさんと、僕が渡した白い袋だけが残っている。
「さあ、今日はどんな殺され方をするのかな? たのし――みぃっ!?」
 不敵に言おうとしたまりかさんの声が途切れる。
 見れば、何の変哲もなかった白い袋が、自動的に動いて、まりかさんの身体をすっぽりと包み込んでしまっていた。
「さっそく動き出したね。取り込める大きさの人間に反応するように作ったんだ」
 白い袋に付けた、第一の機能――『自動捕食機能』。
 袋の中に納められる人型を完治すると、自動的に口が開き、その中にその対象を取り込もうとする機能だ。
 結果、突然襲われた形になるまりかさんは、普通ならしないようなすごい格好で白い袋に囚われていた。白い袋はまりかさんの身体にぴっちり張り付いているから、まりかさんのシルエットがハッキリ浮かび上がっている。
 形のいい胸や腰のくびれなどがばっちり浮かび上がっていた。
「ん、んんっ、んぐぅううッッ!」
 白い袋はただ捕らえただけではなく、まりかさんの身体に張り付き、ミシミシと音を立てるほどに締め上げていく。
 運悪く変な方向を向いてしまっていた腕が折れ、中途半端な位置になっていた片脚がひしゃげる。
 このまま放っておいても、全身を締め付けられたまりかさんは呼吸をすることが出来ずに死に至るだろう。窒息の前に身体が潰れるのが先かもしれないけど、死は免れない。
 一回死ぬまで放っておいてもいいんだけど、ただの道具に一から十までまりかさんの命を奪わせるのは、パートナーとしての僕の矜持が許さない。
 ゆえに、指先に意識を集中させ、指先を極細のナイフへと変化させた。

つづく
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